プッチンプリンが15個 ページ17
「ただいま。」
明かりのついてない部屋に響く私の声。
あー今日もか。
そんなことを思いながら
リビングの電気を
両親は共働きで、帰ってくる時間はまばらだ。
もはや一軒家に1人で住んでるような気分。
にしても今日は色々ありすぎて
疲れた私はつける。
ソファーにもたれ掛かる。
「ほんと.......菅原は何考えてるかわからん。」
頭の中に浮かぶ出来事。
思い出すだけで体が熱くなる。
ほんと。
期待しちゃうじゃんか。
ピロリン〜ケータイから聞こえてくる着信音。
画面越しには有紗と表示されていた。
(もしもし?)
(もしもし〜やほー)
(有紗....私、、命日かも)
(は?、ちょ、なに?どうした?)
(それがね?)
なんて、今日あったことをペラペラと
話す私に
有紗も驚いたみたいで
何故か私より興奮していた。
(もー何それ見たかったわ)
(いやまじ....)
(部活まで一緒とか、最高じゃん)
(そうだけどさぁ...心臓が)
どれくらいたっただろうか。
ぺちゃくちゃと話す私たち。
(あ、そろそろ寝るわ)
(んー、おけ)
(また明日!)
時刻を見れば9時半。
もうそんなに経ったのか。
珍しく部活をしていたとはいえ
静かに閉じてゆく瞼。
いつのにかソファーで眠っていた。
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作者名:初春 | 作成日時:2019年8月18日 15時