GENERATIONSの小森の女

それでも ページ11

隼side

・


玲於の言った通り自販機にいると思ってた


でもAの姿はどこにもなくて焦りがこみ上げてきた


Aが行く場所、どこだ、。思い出せ、。




手当たり次第に事務所を探すけどどこにもあの愛おしい姿はない




なんであんなこと言ったんだ、。


後悔しかない




すると携帯が鳴った


開くと龍友くんから







龍友今マネさんに聞いたら家帰るって言ってたらしいで。



隼帰った、!?まじか、。ごめん龍友くん俺Aの家行ってくる






俺はすぐにAの家のスペアキーを持って事務所を飛び出した





____『これがあったらいつでも会えるでしょ！』




そう言われて渡されたもの。





雨が降りそうな空


俺ほんっとに情けないな、。








事務所から近いAの家の前まで着いた



一応ピンポンを押してみるものの反応はない




帰ってきてない、？

もしそうだったらどうする。

Aが捕まってたら、？



鍵を開けて急いで中に入った



隼「Aっ！？」



家の中は電気がついていて静まり返っていた




リビングに入るとそこに居たのはソファーで寝ているA。



隼「はぁ、、、よかった、。」



寝顔を覗くと目が赤くなっていて涙のあとが残っていた


そしてAが抱きしめていたものを見ると俺のシンプソンズのパーカー

確か、、、泊まった時忘れてったんだ。


その姿が愛おしくてAの頬に手をやるとうっすらと目を開けた







隼「A、？」


『ん、、。……隼、？！』


隼「ごめんそんなにびっくりしないで、？」


『いや、ごめん。、』





俺たちのなかに流れるのは沈黙

(こんなにぎこちなかったっけ、。)

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