GENERATIONSの小森の女

涙 ページ36

隼side

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そのページをまためくると


ディズニーの時の俺の写真やメンバーとの写真がまだまだ沢山貼ってあった




耳を選んでる時の写真、

ミッキーに抱きついてる時の写真、

ご飯をかき込んでいる写真、

シンデレラ城を見上げる横顔の写真、

手を繋いでる写真、

笑顔で笑っている時、

後ろ姿、

玲於に叩かれている俺、

メンさんに抱きついている時、

亜嵐くんと笑っている時、

裕太くんと宇宙人ごっこしてる時、

涼太くんの隣で王子っぽくしてる写真、

龍友くんと爆笑している時、


そして、



Aのとこを抱っこしている時の写真、






どれもいつ撮ったのか分からないものだった


撮ってって誰かに言ったわけでもない





感動しながらその横のページを見ると


Aの一人写真が横に貼ってあって吹き出しの中にメッセージが書いてあった








"隼誕生日おめでとう！"


"初めて隼に会ったときはお互い小学生だったね"


"まさか一緒GENERATIONSとして活動出来て、彼氏彼女って関係になるなんてその頃は想像してませんでした(笑)"


"今これを見て泣いてくれてるかな、？"


"書いてて心配になるけど隣で私見守ってるよね？(笑)"





隼「ちゃんと横で見てるね(笑)」


『うん(笑)』





"最初は隼に対する気持ちは特に仲がいいメンバーで、恋に発展するなんて思ってなかったよ"


"でも隼の何にでも一生懸命で、誰よりもGENEが大好きで、アクロバットでもダンスでも諦めない姿勢に惹かれて、、"


"気づいたら『好きだな』って思うようになりました"






読んでいくうちに目がぼやけてくる






"告白した時は雰囲気もなにも無くて玲於の家の寝室っていうね(笑)"


"でも今が幸せだしそんなのどうでも良くなっちゃうね"


"もちろんGENEメンバー全員大好きだけど、"


"私は隼のことを世界で1番好きな自信しかありません"





涙が目に溜まってよく文字が見えない






"昔から今も、これからも。ずっと大好きです"


"この気持ちは変わらないです"

"私にいつも幸せをくれてありがとう"

"そして今まで経験してこなかったことをさせてくれて、教えてくれてありがとう"


"隼大好きです"


A。






読み終えた時には目から大粒の涙が出ていた







『隼泣きすぎ(笑)』





そう言いながら涙を自分の服で拭いたA




メッセージに答えるように俺は無言でAを優しく抱きしめた

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