その２ ページ34
すると虎杖は何を思ったのか、「そうだ！」と言いながら突然立ち上がる。
虎杖「母ちゃん、高専の七不思議とか興味ない！？」
「七不思議、っていうと…
…7つの玉を集める事で願いが叶うというあの伝説ｎ」
虎杖「いや違う違うだいぶ違う！！」
確実にアウトな方向で話持ってくのやめて！と虎杖は困惑している菫に言う。
虎杖「あー、七不思議っていうのは、学校とかでよくある怖い噂話。例えばメジャーなやつだと音楽室のピアノが突然夜に鳴り出すとか人体模型が動くとか……」
「へー、あ、じゃあそういう噂話を検証していくのが悠くんの部活なんですね！」
虎杖「えぐざくとりぃーっ！今日はどうせこの後俺達も就寝する事以外予定ないからさ、ちょっと高専のそういう怖い話とか調べてみようよ！」
「いいですね、やってみましょうか！」
そう頷く菫に、虎杖は嬉しそうに意気込む。
だが菫は何かを思い出したのか、「あれ」と声を出す。
「……とはいえ、私達って高専内うろついちゃいけないんですよね？多分メグミン達には死んだ者扱いされてるだろうし」
虎杖「あっ……」
そこまで考えていなかったのか、虎杖はそう言われた瞬間固まる。そう、彼等が生き返った事は五条、伊地知、家入や七海以外の他の誰にも知られていないのだ。
交流会までの秘密だが、他に自分達の存在がバレては流石に不味いのである。
虎杖「…どうしよっか…？」
「…まあ、そもそもこの部屋から出ようとする時点で詰んでますよね」
基本私達ここで缶詰め状態じゃないですか、と菫が指摘すると虎杖は更に悩みこむ。
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勇者の人(プロフ) - Parkerさん» 本当ですか！？そう言って頂いてとっても嬉しいです、ありがとうございます！私は作者として皆様に笑顔を届ける事くらいしかできないので、これからも頑張ります！ (2021年3月14日 4時) (
レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
Parker(プロフ) - このシリーズどれも本当に面白いです。初めて夢小説でこんなに笑いました！これからも楽しみに待ってます！ (2021年3月14日 1時) (レス) id: 84757d66c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2021年3月6日 7時
