第十四話『東京都立呪術高等専門学校七不思議』 ページ33
「え゛えぇっじゃあ母ちゃんとナナミン、幽霊と戦ったの！？」
――そんな虎杖の声に、菫は紅茶を啜りながら「そうなんですよ〜」と頷く。
ここは高専の地下。今は朝からブッ通しでやっていた長い修行を終え、二人で仲良く遅めの夕食中。ちなみに現在五条は鹿児島まで出張中だとか。
しかしあの鬼のような修行にもようやく慣れてきたのか、虎杖と菫にはかすり傷程度しか見当たらない。
菫は菫であの後黒閃もまだ稀とはいえ出せるようになったし、呪力制御もかなり上手くなってきたのである。
「確かに祓った後消えてたから不思議だな〜とは思ってたんですけど、まさか死んでるとはね」
虎杖「えー俺も幽霊見たかったなー！」
「思ったんだけど虎杖君も結構な物好きですよね」
そう苦笑いを浮かべる菫に、虎杖は首を傾げる。
虎杖「母ちゃんって幽霊とかダメな方？」
「いえ、私は別に…ダメなのは銀時の方ですね」
虎杖「へぇ、銀さんって強そうなのに意外だな！」
俺はオカ研でよく先輩達の肝試しとかに着いてってたから平気なんだよね、と虎杖は付け足す。
すると菫は聞き慣れない言葉に首を傾げた。
「オーマイガーの人？」
虎杖「いやソレこがけんだから」
逆になんでこがけんは知ってんの、と虎杖はツッコむ。
「なんですか、オカ研って？」
虎杖「んーっと…簡単に言えば学校とか近所の心霊スポットに行ってみたり、幽霊が出る噂話とかを調査したりする部かな」
「へー…学校っていうのは、楽しそうでいいですねぇ」
そんな感想を述べながらフフ、と微笑む菫。
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勇者の人(プロフ) - Parkerさん» 本当ですか！？そう言って頂いてとっても嬉しいです、ありがとうございます！私は作者として皆様に笑顔を届ける事くらいしかできないので、これからも頑張ります！ (2021年3月14日 4時) (
レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
Parker(プロフ) - このシリーズどれも本当に面白いです。初めて夢小説でこんなに笑いました！これからも楽しみに待ってます！ (2021年3月14日 1時) (レス) id: 84757d66c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2021年3月6日 7時
