敬語女子と恐ろしい関係になりました。【恋愛オリ】

第２歩 ページ8

「とりあえず、私はもう失礼します」

「は？なんで・・・・」

まあ、俺は早くコイツの呪縛から逃れたいが・・・

なにがなんでも無責任すぎる・・・・・！！

「作業中なんですよ。生徒会の。

終わらせてから来ようと思ったんですけど、

突然連れてこられましたから」

長くて細い綺麗な髪をかき上げ、

海野：敬語女子は無表情で去っていった

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

それを呆然と見つめ。立ち尽くす俺

見つめているのは惚れたわけではない。

立ち尽くしているのは振られたわけではない

ただただ、

わけがわからなかった

俺みたいな平凡ふつメン男子高校生が

天然アイドル的美少女女子校生と付き合えないことなどわかっている。

だからといって冷血無表情敬語美人女子校生と付き合いたいわけ・・・

ねーだろーが！！！！

「うゎぁあ〜」

声にならない意味不明の声を漏らしながら

頭を押さえてうずくまる俺。

惨めだ・・・・・

でもやっと頭が回転されてきた・・・

ここまでの短時間の出来事を振り返ると・・・・・

・水溜り(水田マリ)に恋人ができた

・敬語女子に告られた

・北川には好きな人がいる

・北川には近づけない

・束縛された

・俺はもうダメ

・プライドズタズタ

・頭回んない方が良かった

・・・・・・・・・・・・・こんなとこだ。

さて、とりあえず、

帰るか。

帰って寝よう(｀・ω・´) ｂ

ああ・・・・・・・

てるちゃんになんて言われるだろう・・・・・・

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