君 の 笑 顔 を 見 る 日 ま で

42：伊野尾 Iside ページ44

「はい。これとは幼馴染みです」
「光く君とね、13年くらいね」
山田と幼馴染み光。

「光って、さっひは、はしゅへへはんはへど、ほの〜、はへはん分かんない…

げほっげほっ」



「食べながらしゃべるから吐くんだ」
昼も近い！ということで、昼食べながら光とご飯。



さっきは忘れてたんだけど、
10年くらい前に保育園で、一緒だった。




「なぁ、伊野尾っ！」
まぁ、小学校上がる前に引っ越したんだけどね。




「ん？何？」
「目、こじらせたって聴いたんだけど」



「…っ！」


でも、¨あの出来事„によって、母さんと視力をなくしたんだけど。

*****
ここから、いじ めの話になります。見たくない方は、48まで飛ばして下さい！

*****

母 Iside 過去

それは、滝の様に流れる大雨の夜。
元々、母と3人ぐらしで、トイレにいこうとした。


明日は、入学式。
わくわくしたんだ。


＿＿＿＿＿ｷｬｰ！！
トイレのドアノブに手をかけたとき、悲鳴がして、寝室から悲鳴が聴こえた。


そこに、母さんと妹がいる。
走って障子をあけると、倒れてる母と気持ちよさそうに寝てる妹。




その時、電話のかけ方を知らない俺は、そこにある赤黒いナイフを触ってしまった。

部屋中血生臭かった。。

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