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36:特別企画っ!415broatby Iside ページ36

「ふぇ…!」
ハグ。された…?


「いの…ちゃん。」
「え…ぇ…?」
声が震える。


優しい。優しい。
大ちゃんの声。


それは家中を暖かく包み込んだ。
「うそ。」
「え?何?…が?」


大ちゃんを見ると、確かに目を瞑っていた。


「え?何。」
そう言うと、手の力が強くなる。


「いのちゃんは好きでも大好きでもないよ」
え?どういうこと?
俺、嫌…われ…た?


「だって俺、愛してるもん。」
「誰を?」


「い、で始まって、い、で終わる人」
…大ちゃん。


「好き。」
「え?何言って…」


「そのなぞなぞの答え。伊野尾慧。でしょ?」
「うん。正解。」


「俺の好きな人は、あ、で始まって、き、で終わる人。」
「…いの…ちゃ。大好きっ!」
「おわっ」


甘い甘いキス。
「好きじゃ足りない。大好きじゃ足りない。」


ちゅ…
大ちゃんが俺の前髪にキスした。
そして、2人で目を合わせ合ってから。


笑った。二人で。
「「愛してる」」


大ちゃんが笑った。
そしたら二人で笑った。


大ちゃんがいると俺も楽しくなるんだ。


「慧」
「大貴」
二人でお互いの名前を呼んだ。


「さっきの答え。有岡大貴でしょ?」
「違うよ。秋って言う季節だよ」
「人って言ったじゃん!」


「…あはっ!」
「もー。本当。てきとー」


大ちゃんがムスッとして、
その姿がかわいい。


カチッ
えっなんも見えないっ!


「大ちゃ」

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設定タグ:障害者 , いのあり , 日常   
作品ジャンル:笑える話
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伊乃尾慧萠 - コメありがとうございます!!!!! 高木君はそのうち出します。絶対出します!いつも見てて、ありがとうございます!JUMP全員出すので。 (2017年6月14日 1時) (レス) id: 06d5c17807 (このIDを非表示/違反報告)
いのあり信者=腐女子 - 名前の通り、いのありが大好きなので、いつも読ませていただいています。あと、私の小説も良ければ読んで欲しいです。 (2017年6月10日 10時) (レス) id: 375ae366a2 (このIDを非表示/違反報告)
いのあり信者=腐女子 - タカ木君を出して欲しいです (2017年6月10日 10時) (レス) id: 375ae366a2 (このIDを非表示/違反報告)
伊乃尾慧萠 - こんにちは。 リクエストとかあったら、言ってください。 よろしくお願いします。 (2017年5月26日 16時) (レス) id: 06d5c17807 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊乃尾慧萠 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/keieme/  
作成日時:2017年5月25日 14時

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