93.☆ ページ45
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あ「はぁ〜…。」
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誘拐事件…。
翼くん…。
鈴音さん…。
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有岡さんと解散してからも
ずっと考えてた…。
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目の前に、手掛かりになりそうなものはある。
でも、それが上手く線になって
繋がっていかない…。
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それはきっと、情報が少なすぎるから。
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あ「だから、有岡さんは動いてるのに
私は…。」
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有岡さんと違って、まだまだ経験もないから
情報網なんてものは一切ないし
学校のテストとは違って過去問なんてものはない。
その時その時の事件で人も状況も全く違う。
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だからこそ、行動したいのに
行動するツテがないのは本当に悔しい…。
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あ「…ハァ…。」
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?「あれ、Aちゃん?」
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あ「えっ…、道宮さん…!?」
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道宮「やっほ〜!久しぶりだね!」
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そう言って、私の前に立ったこの人は
道宮 悠(みちみや ゆう)さん。
父の元部下で、今は警視庁第二捜査係所属で
よく家に遊びに来て、私のお世話をしてくれた
私の数少ない知り合いの1人。
私の中では優しいお兄さん的な存在の人です。
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あ「はい!…お、お疲れ様です!」
道宮「ハハッ…、なんかAちゃんに
そうやって言われるの面白いなぁ笑
そっか、今は第一課所属の刑事さんかぁ…。」
あ「…すみません、早めにご挨拶に行こうと
思ってたんですけど…、中々タイミングが
掴めなくて行けませんでした…。」
道宮「全然気にしないで?笑
でも、本当に警察官になったんだぁ。
なーんか不思議な感じする…笑」
あ「私もまさか今こうして会って
お話しするなんて思ってませんでした笑」
道宮「あれ…、もしかして帰るとこ?」
あ「はい…、そうですけど…。」
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道宮「ならさ、ちょっと今から
俺に付き合ってくれない?」
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*RIRA*(プロフ) - 本当にいつもありがとうございます!感謝しかありません!! (2021年5月1日 6時) (レス) id: d67b6f1530 (このIDを非表示/違反報告)
れっしー - 体調にきおつけて頑張ってください! (2021年4月30日 22時) (レス) id: aa496b1864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*RIRA* | 作成日時:2021年4月29日 23時