検索窓
今日:10 hit、昨日:3 hit、合計:22,480 hit

83.☆ ページ35









大貴「それでは星名さん、早速ですが

  事件が起こったとされる2日前。

  その時に翼くんに何か変わった

  様子などはありましたか…?」









鈴音「いえ…、特に何も…。」









あ「…。」









大貴「そうですか…、翼くんは

  どういった性格をされていますか?」









鈴音「…私が言うのもあれですが、非常に

  私に似て大人しい子です。

  中学生になってからは余計に会話を

  する機会も減って…。」









大貴「なるほど…。それでは日頃からあまり

  家族間でも会話はなかったと…?」









鈴音「“少なくとも”私とはあまり多く

  会話はしませんでしたね…。」









大貴「少なくとも…と言うと?」









鈴音「…。」





























鈴音「実は…、私…、再婚してるんです。」





























あ「!」









大貴「…ということは…。」









鈴音「はい…、今の夫と翼はもちろん血は

  繋がっていませんし

  姉2人とも今の夫の子供なので

  翼とは本当の兄弟ではありません。」









大貴「なるほど…。

  鈴音さんから見て、翼くんと

  ご主人・お姉さん2人が会話している

  ことはあまり多くはなかったと…。」









鈴音「はい…、そうですね…。」









あ「…。」





























私は翼くんのお母さん、鈴音さんの

お話を聞いていくたびに








次第にあることが頭に引っかかった。





























あ「(小声)…有岡さん。」







大貴「(小声)…ん?」







あ「(小声)…少し良いですか。」








大貴「(小声)……うん、分かったよ。」



























大貴「すいません、少しだけ席を外します。

  少々お待ちいただけますか?」







鈴音「はい、分かりました。」








大貴「ありがとうございます。」




























こうして、リビングから廊下へと

私は有岡さんを連れ出した。





























大貴「…どうしたの?A。

  何か気になることでもあった…?」








あ「はい…。」









大貴「何?何でも言って?」









あ「…正直、今回誘拐事件を初めて担当するから

  変に思うだけかもしれないんですけど…。」









大貴「…ん?」



















84.★→←82.☆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
95人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 山田涼介 , 高木雄也   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

*RIRA*(プロフ) - 本当にいつもありがとうございます!感謝しかありません!! (2021年5月1日 6時) (レス) id: d67b6f1530 (このIDを非表示/違反報告)
れっしー - 体調にきおつけて頑張ってください! (2021年4月30日 22時) (レス) id: aa496b1864 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:*RIRA* | 作成日時:2021年4月29日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。