心づく４＊Ｙ side ページ15
「母さん！今日の夜ご飯何！？」
「おかえり
帰ってくるなりどうしたの？
そんなにお腹すいてたの？」
母はキッチンに立っていて丁度晩御飯の支度をしているようだ
「そういうわけじゃないけど…」
ただいまも言わず家に入るなり落ち着きもなく聞いたせいか不思議がっている母を見て少し冷静になる。
「そろそろあったかくなってきたから今日は鍋納めにしようかなって思ってたところ
もう準備はほとんど終わってるからいつでも食べれるわよ
お腹すいてるならはやく着替えておいで」
グッジョブ母さん！
鍋ならみんなで食べれるじゃん
今日はとことんついてる
「今日知り合いを呼んで一緒にご飯にしようって思ってたんたけど大丈夫かな」
「大丈夫よー
珍しいわね、家にお友達つれてくるなんて」
「そ、そうかな
日本人の人なんだけどさ
最近知り合って
近所だから母さんも日本人の知り合い居たらいいかなっておもって」
「わたしのことは気にしなくていいのよ
でも良かったわね、
新しいお友達できて」
そう言いながら母は晩御飯の準備を始めた。
着替えて来ると言って俺は自分の部屋に入った。
荷物を降ろし、携帯を手に取って先程Aさんに教えてもらった連絡先にメッセージを送る。
文字を打つ手が少し緊張していつものようにスムーズに動かない。
[結弦です
こっちは大丈夫でした！
もうある程度準備出来てるのでいつでもOKです]
返信を待つ間ジャージから家着に着替える。
とは言ってもこれからAさんが来るということを考えてラフになりすぎないように気をつける。
着替え終わったと同時に携帯が着信を知らせた。
相手はAさんだ。
[こちらももう大丈夫です★
お部屋番号は何号室ですか？]
よかった…
やっぱりごめんなさいとか言われたらどうしようってちょっと不安だった。
部屋番号を教えると今から行きますとのことだったのでエレベーターの前で待っていることにした。
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智枝 - ここまで一気に読みました。最近はお話が乱立していて、ぴょん落ち春休みな文章が多い中、文章が大人で安心して読めました。男子スケーターの中で一番男らしいオラオラ系らしいので、それがちゃんとキャラに出ていてこれからが楽しみです♪ (2018年4月4日 3時) (携帯から) (
レス) id: 8a519c5c92 (このIDを非表示/違反報告)
炯(プロフ) - ななかさん» ありがとうございます！急いで雑にならないように内容に大切に書いていこうと思います★今後ともどうぞよろしくお願いします∩^ω^∩ (2018年3月30日 9時) (レス) id: d02ad8dc67 (このIDを非表示/違反報告)
炯(プロフ) - miraclemaoさん» 一番気をつけているところをそう言っていただけるのは本当に嬉しいです！これからも特にそこには注意していきたいと思ってます！ありがとうございます( ^ω^ ) (2018年3月30日 9時) (レス) id: d02ad8dc67 (このIDを非表示/違反報告)
ななか(プロフ) - めちゃくちゃ大好きです！作者さんのペースでいいので、更新楽しみにしてます！続編が出たら、絶対読みます！ (2018年3月29日 23時) (レス) id: 951401a5f5 (このIDを非表示/違反報告)
miraclemao(プロフ) - 羽生結弦像を壊さず現実に近い感じの小説なのですごく感情移入して読むことが出来ます。作者様サイドの話を読み、世界観を壊さず小説を書いてくれている姿勢に頭が下がります。一番ハマっている小説です。作者様のペースで書いてください。楽しみにしています、 (2018年3月29日 21時) (レス) id: 218ccd6d58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：炯 | 作成日時：2018年3月26日 1時
