19分 : 新八 ページ35
混乱をし続け、
とうとう15分経過した。
そして、ここで
僕はまた目撃してしまうことになる。
土「……だからだな、俺は別に、」
新「土方さん！！！！！」
土「……あ？」
新「も、もう！分かりましたから！
言い訳はもう結構ですから！！」
土「ばっ！誰も言い訳なんかしてね、」
新「分かりましたから！！！
た、大変ですよ！？
こんなところ、あの人に見られたら！！」
土「…あの人？………っはっっ！？」
放っておいたら、永遠と言い訳を
並べていたであろう、この人の
三白眼を剥いたのは
僕が後ろを指さしたらから。
あの人がこっちに向かって、歩いてきていたから。
新「ぎ、銀さんに見つかったら
やばいです！！！！早く入っちゃってください！」
土「…何言われるか分かったもんじゃねぇ！
す、すまねぇ！！！」
新「大丈夫です！！！
Aさんも
待ってるんで早く行ってください！」
土「…ってめ！？？？知って、」
新「っっは！！しまった！！！
あああ！もうそれはいいから！早く！早く！」
土「……くそっ！」
僕が口走ってしまったことに、
またもやその眼を剥かせたけれど
ゆらりゆらりと近づいてくる、元凶からは
ホテルの中へと逃げるしか手はなく
こちらを睨みながら、走って行った土方さん。
間一髪のところで、
ピーーーーーーー
なんとか、
ピーーーーーーー
逃げ切れたみたい、だ
ピーーーーーーー
新「…まだ、終わらないの？定春」
銀「よう、新八ぃ」
新「ぎ！銀さん！
ぜ、全然気づきませんでしたぁ！！！」
銀「何してんだ、んなとこで…
あっ……！ほへね(これね)」
新「鼻つまみたくなる気持ちも
分かりますけど、ほんとは今日
銀さんが散歩の当番ですよ？
またパチンコでも行ってたんですか？」
銀「ちっげーよ！！！！
俺がいつもパチンコ行ってる
みてぇな言い方、やめてくんないっ！？」
新「え、ああ…すみません。
じゃあ、どこ行ってたんですか？」
銀「馬だよ。
今日は当たる気してたんだけどなぁ…」
新「さっきの僕の謝罪、返してください」
銀「んなことよりよ、ぱっつぁん」
新「…はいはい、なんで、す……か」
僕がここに立って、19分が経過。
時計を背に、僕の前に佇むこの人が
次に発するであろう言葉を
その表情から容易に想像が出来、
僕はただ、手遅れだったと思うだけで。
銀「ホテルに入ったV字と
何話してたんだ？」
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美雨(プロフ) - 美桜さん» 読んでいただければ！と思いますが土方さんオチに収まりそうです…！銀さんっ！！ (2018年9月2日 22時) (
レス) id: 8246142a47 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - えっと…どっちオチに向かってますか？すごく、気になります！！ (2018年9月1日 15時) (レス) id: d5e35b6f92 (このIDを非表示/違反報告)
美雨(プロフ) - 美桜さん» とんでもないです！途中でも貰えるなんて光栄です！9章まで読むとなると時間もかかるのに…ほんとにありがとうございます涙 (2018年8月21日 21時) (レス) id: 3d5acb8dd8 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - ごめんなさい、1回目途中までしか読んでなくて…中途半端な所にコメントしちゃって！1回目は、忘れて下さいっ笑 (2018年8月18日 11時) (レス) id: d5e35b6f92 (このIDを非表示/違反報告)
美雨(プロフ) - 美桜さん» 2回もコメントしてくださり、ありがとうございますっ泣 銀ちゃんにはもっと頑張ってもらいましょう笑 引き続き、楽しんでもらえたら嬉しいですっ！！ (2018年8月17日 14時) (レス) id: 8246142a47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美雨 | 作成日時：2018年7月22日 21時
