保証する : 銀時 ページ34
神「お。あれ、Aじゃないアルか？」
新「え？あ、ほんとだ！あれ、
…なんか様子が変じゃないですか？銀さん」
銀「……」
買い出しに出ていると、
見廻りだろうか、Aを見かけたが
俯きながら、何やら
ブツブツ独り言を発している。
声を掛ける店の奴らの声も届いていねぇようで
皆、怪訝な顔をAに向けていた。
銀「、ったく、あれじゃ見廻りになってねぇな。
…Aっ！」
ぽんっ！
「ひょわっっ！？？あ、銀ちゃん！
めが、新八くんに、神楽ちゃんも！！」
新「今完全に眼鏡って言おうとしましたよね？」
神「そんなことより、Aどうしたアルか？
なんか、元気ないネ。悩み事アルか？」
新「そんなこと！！！！」
「え？！ううん！！別に…！
あれ？！みんなは！？お仕事？？」
銀「んにゃ、俺たちは
スーパーのタイムセールの帰りだ。
お前なぁ、んなんで誤魔化せると思ってんのか？
少しは俺を頼れよなっ、たく！」
新「そうですよ、僕たち、友達じゃないですか」
神「眼鏡は友達からあわよくば、って考えネ。
このモブが。調子に乗ってんじゃねーぞ」
新「モブ扱い！！？友達ですらないの！？」
「まさか！お友達だよ、もちろん！
ああ！もう、ありがとう！
みんなに逢えて、話せただけで元気出たよ！！」
Aはほんとにそう感じたのだろう。
顔を上げ、軽やかに笑って見せた。
銀「…新八、わり、」
新「銀さん、荷物貸してください！
先に万事屋、戻ってますから！」
銀「！！？」
新八がウィンクをして見せる。
神「A！うちの社長使うネ！
頼り甲斐も甲斐性も更には将来性も、皆無だけど
Aへの想いだけは保証するネ！！」
銀「神楽まで…ってなるとこだけど、
そこまで貶める必要ある？
最後のだけで良くない？」
神「わたし、嘘嫌いネ」
銀「後押しすんな」
「えと、あの、」
新「まぁまぁ、今は昼休みなんで
相談料も取ったりしませんよ！
ね！銀さん！！！
神楽ちゃん、行こう！」
神「あまりに使えなかったら
この歌舞伎町の女王のとこ来るヨロシ！
銀ちゃん、しっかりやれよ！
A、また今度遊ぶアルー！」
「あ、うん！！ありがとう！！」
早口で捲し立て、
Aの返事も聞かずに
にやにやしながら去っていくふたり。
俺ぁ、既に玉砕済なんだがな。
でも、まぁ。ああ。
Aを想う気持ちは
どんな形でも
一番、強えことは嘘じゃねえ。
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美雨(プロフ) - りんごあめさん» りんごあめさん コメント嬉しいです！ありがとうございます涙 リズムも悪いのに一気読みなんて感謝しかありませんっっ！！ご期待に少しでも応えられるよう、更新頑張りますのでまた読みに来てあげてください(´°д°`)土方さんにももう少し、頑張ってもらいましょう笑 (2018年3月9日 23時) (
レス) id: 8246142a47 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - すごく面白くて一気に1から読んじゃいました♪土方推しなので最高です笑続きがすごい気になります！更新楽しみにしています(*^^*)頑張ってください♪ (2018年3月9日 2時) (レス) id: 2ec5c65a57 (このIDを非表示/違反報告)
美雨(プロフ) - オタクさん» オタクさん コメントありがとうございます泣 そんな風に言ってもらえて嬉しいです！！楽しんでもらえるよう、気に入ってもらえるよう、引き続き、頑張らせていただきますっ！！オチ未だに揺らいでいますが、デロデロ書きたいなぁ…笑 (2018年2月27日 20時) (レス) id: 8246142a47 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - めっちゃっっっ良い話ですね!!尊い!!私は個人的に土方さんですね！ミツバさんとの思いよりも深く愛してほしいですね!!そして最終的にはデロデロに甘やかしてほしいですね土方さんの恋は是非報われてほしい!!(願望) (2018年2月25日 3時) (レス) id: 7bc9a154f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美雨 | 作成日時：2018年2月23日 23時
