JUMPに子供がいたら！？

続き ページ6

山田side

BESTたちのやり取りに俺ら7は入ってけなくて

入れなくて…


伊野尾「光…光…」


伊野尾ちゃんが取り付かれたように光くんの名前を連呼してて

その伊野尾ちゃんの肩を大ちゃんが抱いていて

薮ちゃんは頭を抱えてて

雄也はその薮ちゃんの背中をさすってて


伊野尾「おれ、俺のせいだ…俺があの時逃げなかったから、」


伊野尾「俺が…おれが！」


有岡「伊野ちゃん！伊野ちゃんは悪くないから！落ち着いて！」


伊野尾「やだやだやだやだ！やだー！」


伊野尾「光！ねぇ！戻ってきてよ！ねぇ！後ちょっとで赤ちゃん産まれんだよ！光守ってくれるって言ったよね！？この指輪俺の誕生日の日にくれたじゃん！そう言って！」


伊野尾「光、赤ちゃん後１ヶ月半で産まれるよ？名前考えるって言ったよね？？ひか、ひかぁ！」


中島「伊野ちゃん…」


伊野尾「…なぁに」


中島「光くん、ちゃんとパパしてたね」


伊野尾「え？？」


中島「ちゃんと伊野ちゃんと赤ちゃん守ったじゃん。」


中島「いいパパだよ。」


伊野尾「いい、ぱぱ…」


知念「赤ちゃん聞こえてる？？」


知念がずいぶん大きくなった伊野尾ちゃんのお腹に耳を当てた


知念「赤ちゃんのパパね、ママと君を守ったすごい人なんだよ。産まれてきたらパパにありがとうを言おうね。」


岡本「伊野ちゃん…光くんに、ありがとうって言ってないでしょ？ありがとうって伝えてみて、多分ね、悲しい気持ちより感謝の気持ちに変わるはず」


伊野尾「……」


山田「俺たちで伊野尾ちゃんも赤ちゃんも守るから、手助けするから、最初は悲しくて寂しいかもしれないけどさ、それだと赤ちゃんにも良くないし、光くんもスッキリできないと思うよ？」


有岡「そうだ、そうだよ、伊野ちゃん、7の言うとおり、俺たち頼っていいから頑張ろ？」


高木「そうだね、もし光くんがみてたら安心して成仏できないよ？光くんなら早く上に行ってモノマネの技でも磨きたいんじゃないかな？笑」


有岡「ほら、薮ちゃん、」


薮「…_伊野尾がいつまでも未練タラタラじゃ俺が光に怒られんだからな？勘弁してくれ笑」


伊野尾「薮…みんな…」

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