D e a r ．慧 く ん ２

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．



あの後、裕翔から電話がかかってきて、

ビデオ通話で話した。







中島「やっほーA、元気？」


岡本「具合はどう？」






あ、そういえば、メンバーの皆には、私の病気のこと言いました。


慧が、

メンバーが知っててくれれば安心だ、って。







『ん、大丈夫だよー』



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中島「ぶっちゃけぇー、最近、いのおちゃんとイチャイチャしてますー？」




裕翔さん、口を開けばこんなことばっか。






『……はぁ』


岡本「してるんだね。笑」


中島「その反応からだと、いのおちゃんから一方的な時がある、と。笑」







っは、お見通しかぁ。




あのですね、最近、慧さん異様に私に触れてきます。


ぎゅー、とか、ちゅー、とか、いろいろ。





でもなんか表情が、どこか寂しげで。





…甘えさせちゃう。





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___________数十分後





中島「あっ！ちょっとでも具合悪くなったら言うんだよー？」



岡本「遠慮しないでね？」



『ありがと！』







とりんとりんちゃんと過ごす時間はすごい楽しくて、


いつしか時間を忘れてた。




楽しい時間ってのはあっという間な訳で。









電話を切ると、静かな空気が流れた。


私は今１人なんだ、って。


なぜか、いつか１人にならないよね？


って不安になって。









なんとなく、寝ることにした。

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