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山田side
山田「 A… 」
『 涼介、この前はごめんね 』
山田「 俺が100%悪かった。ごめん。」
『 ふふっ、仲直りできて、よかった。』
山田「 あとね、A。」
『 ん? 』
一度ゆっくり呼吸。
山田「 A。びっくりさせちゃうかもしれないけど、聞いてほしい。」
山田「 俺の気持ちだけ知っていてほしい。」
山田「 俺、Aが好きだよ。」
言っちゃった。
『 あ……え、っと…… 』
困惑してるAを見て、言わない方が良かったかな、なんて考えが頭をよぎったけどもう遅い。
山田「 ごめん。言わない方が良かったね 」
『 あ、……ううん。ありがとう。』
こんな時でも人の気持ちが考えられる。
さすが、伊野尾ちゃんのお嫁さん。
『 あのね、まず、びっくりした。だけどね、嬉しかった。』
山田「 え? 」
『 私のことそんな風に思ってくれていたのもそうだし、その気持ちを、なんていうか、私と慧の為に、涼介は優しいから多分、隠してくれてたんじゃないかなと思って 』
山田「 ……俺、Aを好きになってよかった 」
本当に、そう思う。
日に日に弱っていくAだけど、
優しい心は出会った時よりも増したんじゃないかなって。
本当に心から優しい子だって思った。
『 涼介ありがとう 』
山田「 … うん 」
『 涼介ごめん 』
山田「 … うん 」
『 私はメンバーさん皆が好きだけど、慧くんのことは特別に大好きなんだ。 』
山田「 そうじゃなきゃ困るよ 」
俺は微笑んだ。
Aを安心させてあげられるような顔で。
山田「 聞いてくれてありがとう 」
『 うん 』
山田「 これからも友達でいてくれる? 」
『 親友だ、もう 』
山田「 嬉しいこと言ってくれるじゃん 」
『 でも涼介の親友とかファンの皆さんに申し訳ない 』
山田「 大丈夫。Aは、親友になりたいって俺が思う人だから。」
『 ありがとう 』
山田「 辛いこと、伊野尾ちゃんに言えない時は、いつでも俺を頼ってくれていいから 」
『 心強いなあ、涼介ありがとう。 』
やっぱり告白させてもらえてよかった。
伊野尾ちゃんありがとう。
俺、後悔する羽目にならなかったよ。
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伊野尾様love.@七星 - とても面白いです…!!お話、続き早く読みたいのでお願い致します…!!絶賛デレ期なので…吐きます…((殴 (2019年12月10日 18時) (レス) id: e41447f8a9 (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 1から読ませて頂きました。続きを読みたいです。でも、急かしてはないので、自分のペースで更新をお願いします!お話思いつくのはそう簡単ではないので、マイペースに!楽しみにしてます! (2019年1月7日 1時) (レス) id: ab8ece6eec (このIDを非表示/違反報告)
い の ら ー(プロフ) - るんさん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです(^^)私のこともお気遣いいただきありがとうございます( ; ; )! (2017年8月21日 1時) (レス) id: 260fd9d2f1 (このIDを非表示/違反報告)
るん - 1から読ませていただきました!続き読みたいです☆でも、いのらーさんのペースで。お話思いついたら続き楽しみにしてますっ(o^∀^o) (2017年8月20日 22時) (レス) id: af361dae23 (このIDを非表示/違反報告)
い の ら ー(プロフ) - 真麻さん» すいません。お話が思い浮かばなくて… (2017年8月8日 9時) (レス) id: a1a8428fd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サト | 作成日時:2017年1月16日 0時