いじめ ページ10
Asid
急いで拾い上げても、バラバラになったそれは元に戻らない。
ひどい。
ひどいよ。
私、なんにもしてない。
女子達はケラケラ笑って教室を出ていった。
私は、1人で泣いてた。
初めて会話したのに。
もしかしたら、これから友達になれるかも知れなかったのに。
それは私の独りよがり。
安田くんは、教科書を貸してもらったから。
そう、私の事なんてなんとも思ってない。
そう思ったら余計に涙が出てきた。
ひとしきり泣いて、ボロボロになって教室をでる。
そしたら、そこに安田くんと安田くんの友達がいて。
安田くんはびっくりした顔で私に近寄ってくる。
これ以上傷つきたくない。
安田くんの隣をすり抜けようとしたら、腕を掴まれた。
だから、いつもの癖で。
手話で
「ごめんね」と言って腕を振り払った。
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けぃ(プロフ) - それでも、私の小説を楽しみにしてくれている方に、出来る限り恩返しをして行きたいと思っています。亀更新ですが、暖かい目で見守ってくれるととてもありがたいです。コメント本当にありがとうございます。 (2017年9月29日 21時) (
レス) id: 898aca0399 (このIDを非表示/違反報告)
けぃ(プロフ) - さなさん、初めまして。私の小説を全て読んでくれて本当にありがとうございます。私も何度もいじめにあい、病気なり、小説を更新するのもきつい時があります。 (2017年9月29日 21時) (レス) id: 898aca0399 (このIDを非表示/違反報告)
さな - 初めまして。けぃさんの小説全て読みました。実話とフィクションが混じった小説は、初めて読みました。私も毎日いじめにあっていて同じ場面がいくつかありました。共感できる作品なので更新して欲しいです。 (2017年9月29日 18時) (レス) id: f525e602d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けぃ | 作成日時：2017年9月23日 21時
