vous chéri(×in)

Was lonely(tkin) ページ16

近親 相姦

(tk side)
せっかくの休日だけど、前日に散々遊んで疲れきっていた俺は、リビングのソファにもたれてぼーっとしていた。

あー、何しよう。

勉強なんて、さらさらする気もないし、じゃあ何か他のことをするかって言っても、疲れてる体で何かしようという考えにはならないわけで。

｢ゆーやっ！｣
｢ぅおっ｣

後ろから突然感じる重み。

それにこの甘ったるい声に、甘い匂い。

慧だな。

｢こら慧。雄也じゃないだろ？｣
｢んぅ？ 雄也お兄ちゃん？｣
｢そ、雄也お兄ちゃんな｣

頭を撫でてやると、嬉しそうに微笑むのは、一個下の弟、慧。

高校一年生だっていうのに、まだ幼 さがかなり残っている。

でも、背も伸びて俺より少し低いくらいで、なにより美人になった。

普通だったらもさくなったり、むさくなったりするのに、慧は本当に男かと思うくらい綺麗になった。

自分が座ってる脇を軽く叩くと、ぴょこぴょこと俺のもとにやって来て、自然と俺の膝に乗ってきた。

いや、そこじゃなくて、ソファに座れって意味だったんだけど。

まぁいいか。

向かい合うように座る慧を抱き締めてやると、ぎゅうっと抱き着いてくる。

少し肌寒くなった今の時期に、慧の体温はとても心地いい。

｢雄也お兄ちゃん｣
｢ん？｣
｢もっと、ぎゅう｣
｢はいはい｣

腰を引き寄せてやると、ぴったりとくっ付く体。

まだ幼児 体型なのか、少しぽよぽよとしたお腹が分かる。

｢慧はまだ赤ちゃん 体型だな｣
｢そんなことないよ。ちゃんと成長してるし｣
｢そうかな？ お腹ぽよぽよだよ？｣
｢そ、そんなことないもんっ｣

むぅっと頬を膨らませて、怒ってるアピールをする慧。

そんなことしたって可愛いだけだっての。

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