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でもやっぱり何か違くて…。

そう思ってたら泰造さんとキスする展開に。

やっと、やっと泰造さんとキス出来る。

嗚呼どうしよう…する前から頬が緩んで口角が上がっちゃいそう…。

近付いてくる顔がカッコよくて、ドキドキが止まらない。

「んっ…」

優しく唇が触れて、俺達だけに聞こえるくらいの小さなリップ音。

そして、雄の顔した泰造さんのどアップ。

カッコよすぎて死んじゃいそうだよぉ…。

収録中もずっとドキドキしっぱなしで、いつの間にか撮影なんて終わってた。

スタッフさんたちに挨拶を済ませて、楽屋へ戻ってる途中で泰造さんに会い、冒頭の会話に戻る。

「メールでも言ってたけど、そんな俺とキスしたかったの?」
「…したかったです。嫌でしたか?」
「嫌なんかじゃないよ。こんな可愛い子に、そう思ってもらえて嬉しいなって思ってね」

嫌じゃないって…よかった…。

嫌だなんて言われたら俺、暫く立ち直れなくなっちゃう。

「でももう、キス…出来ないですよね」
「……そうかな…」

しょんぼりして下を向き俯いていると、顎に手をそえられたと思ったら顔を上げさせられる。

と同時に感じる柔らかい感触。

俺、今、泰造さんにキスされてる…。

ちゅっ、ちゅと可愛らしいリップ音に身を委ねていたら、ぬるりと入ってくる舌。

えっ、え…舌、舌入ってる、泰造さんっ!

身を引こうとしても、頭も体もガッチリホールドされてるから、身動きが取れない。

その間にも、口内をまさぐられて、舌を絡め取られて…息、もたない…。

「んっ、んぅ! …っちょ、、ぁ…」

さっきのキスと違いすぎる!

優しいキスなんかじゃなくて、激しいキスに頭の中はもう真っ白。

解放された時にはぐったりと泰造さんにもたれかかっていた。

「ちょっと舌でいじっただけだよ? そんなに気持ち良かった?」
「…気持ちかった、です」

素直に言えば、満足そうに俺の頭を撫でてくる。

「伊野尾くんがしたければ、いつでも連絡しな。とろとろになって腰抜かすぐらい気持ち良いキス、してあげるから」
「は、い…」

その後、泰造さんのキスが、本当に頭から離れなくなってしまい、泰造さんにキスを強請るメールを送り始める日々が始まった。




want to kiss. fin.

sign of the beginning(tkin)→←want to kiss(tiin)



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あみ(プロフ) - 佳さん» わかりました! (2018年3月26日 11時) (レス) id: ebb762a11e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あみさん» 表記忘れですみません(^^;) 徳井さんのことです (2018年3月26日 11時) (レス) id: ae8d8d9a98 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 質問です。tkiって誰のことですか?すいません、分からなくて (2018年3月26日 11時) (レス) id: ebb762a11e (このIDを非表示/違反報告)
- そうなんですね!気長に待ちますし、たとえ書けなかったとしてもこれからも読み続けます!ご自分のペースで更新してください! (2017年11月25日 20時) (レス) id: 67ded28bf1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 伊野尾侑李さん» コメントありがとうございます!題名のことでよろしいでしょうか?題名でしたら、フランス語ですよ(^^♪ (2017年11月25日 0時) (レス) id: 78b4aad582 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/ke_i_817  
作成日時:2017年10月19日 1時

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