さよなら。 ページ5
慧 said
「流石に言い過ぎたかな、、、」
俺は、目が覚め本を読んでる。
でも、しょうがない言い過ぎたにせよあんなことが起きたから悪い…
今更、遅いよ、、、、
山 「あっ！伊野尾ちゃん！大丈夫？」
伊「うん。大丈夫。」
山 「先生から、聞いたんだけど…病気、、」
伊「知ってるよー、俺もう長くないよ？笑だから、山田はだいちゃんと幸せになりな？そした…」
え？山田？なんで…
山田が急に抱き締めてきた。
山「もちろん、俺は浮気をした。でも、大ちゃんより長い付き合いの、伊野尾ちゃんはやっぱり俺のものだよ？」
伊「ふっ笑それもそうだけど、ホントに死ぬんだから大ちゃんといたら？」
山田？泣いてる？
山「グスン…ごめん。急に伊野尾ちゃんがそんなこと言うから、、泣いたっ…っん…」
俺は、我慢出来なくて山田の唇を奪った。
伊「やまっら…もっろ…した…っん、、いれてっ…っん」
山「伊野尾ちゃんっん…やめっん…っん…あっん」
やばい…もっと山田を独り占めしたい。
そういう思いが強くなって、、無性に舌を入れたくなる。
病室中に響き渡るリップ音…
山「いのっちゃん…んん…あぁあん…らめ…そこは、、」
伊「ダメだよ？唇だけじゃ許さないから、ううっ、、、いたた…」
急に白血病の痛みが走った。
俺は、ホントに1年も持たない…
山「い、伊野尾ちゃん！？大丈夫？こんな時にやるからだよ、、、」
ごめん。山田…
さよなら、、、、、
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作者名：トマトちゃん | 作成日時：2018年3月4日 11時
