君の笑顔が見たいんだ ページ23
「あの黒き馬車は､闇の鏡が選んだ新入生を迎えるためのもの。」
「学園に通じる扉を運ぶ､特別な馬車なのです。」
そう淡々と話す学園長。
『ごめん､日本語喋ってくれる？何言ってるか分からない。』
『あ､アレ？もしかして厨二病が卒業できない感じか。うんうん、ならしゃーなし。』
萌が黙ってしまったため､Aはなんとか頑張って話を続けようとした。
「…」
『(萌ちゃん！スマイル！！君の笑顔が見たいだけなんだｯ⭐︎)』
「………､。」
『(萌ちゃあああぁぁぁん！)』
が、それも失敗に終わった。
「…胃薬何処にしまいましたっけ。」
校長は疲れた様にそっと呟く。
その後も
「……ああ…疲れてきました…。」
と酷くやつれた声でまた呟く。
『まったく、謝れよ学園長に。可哀想だろ。こんなにやつれて…。』
「八割…いえ九割は貴方のせいなんですけれどもね。」
『え､なんて？』
「なんでもありません。」
校長とAのコントも一段落し、本題に戻る。
「古来より、特別な日のお迎えは馬車と相場が決まっているでしょう？」
『いや知らんがな。』
「え､えー…。」
Aの言葉を聞いた校長は、「この子どうやって育ってきたの」とでも言いたげな目で見つめる。
『…そんな目で見ないでくださいよ』
『(…何､馬車でお迎え？あーらオシャンティ〜ねぇ〜。でも私日本人だから〜。純日本人だから〜。)』
Aの発言と思想は驚く程一致していなかった。
すると
「…相場って何処の相場ですかぁ〜？」
と先程まで黙っていた萌が口を開いた。
「もがぁー！もごがー！！」
ついでにグリムの叫びも。
しかし校長はそんな声をも無視して
「さっ､入学式に行きますよ。」
『(あっ、叫びとか無視して行くスタイル…。)』
と声を掛けた。
『(…ってか萌ちゃんの質問に答えろよ失礼だろ！萌ちゃんに！！)』
Aは萌と合って数十分しか経っていないものの、萌過激派になってしまったAは萌の発言を無視された事にぷっつんしてしまった。
『(…あれ？そういやコイツ校長だよな…。校長…。コレが…？世も末だな。大丈夫かツイステッドワンダーランド。)』
「貴方今失礼な事考えました？」
『いえ別に何も。』
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うちのペット可愛いすぎ(プロフ) - ぽへっとしてる人。さん» だーれも突っ込んでくれなくてですね…。ツッコミありがとございます！お話の展開は遅いけどこれからも頑張ります！ (2月1日 20時) (
レス) id: 147307a21f (このIDを非表示/違反報告)
うちのペット可愛いすぎ(プロフ) - ぽへっとしてる人。さん» ありがとうございます〜！ここだけの話､ゲリヌンティウスの元ネタは母と妹と私の会話なんですよ。［妹「昨日からお腹痛い〜」母「大丈夫？」私「ゲリヌンティウス…。」母「サイテーw」］みたいな会話で。ちょっとこれは使えるのでは？と閃いちゃったのに､ (2月1日 20時) (レス) id: 147307a21f (このIDを非表示/違反報告)
ぽへっとしてる人。 - ゲwリwヌwンwテwィwウwスwww とっても面白いです！更新楽しみにしてます！ (2月1日 19時) (レス) @page26 id: 904be43d20 (このIDを非表示/違反報告)
テト(プロフ) - ペロペロペロp(((殴 (1月1日 22時) (レス) @page20 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
うちのペット可愛いすぎ(プロフ) - ありがとうございます！そうですね､癖を強くするにはどうしたらいいか…。と考えた結果私と友達の会話を参考にしました⭐︎ペロペロペロペロ。(←すみません) (11月28日 5時) (レス) id: bd2b8b6fd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：特技？フッ､現実逃避だ…！ | 作者ホームページ：ありません
作成日時：2023年8月20日 14時
