【呪術廻戦】堕ちろ

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「ああやはり!!光は生で感じるに限るな!!」


最悪だ!最悪の万が一が出た!特級呪物が受肉しやがった!!


伏黒は冷や汗を流し、目の前の光景を黙って見つめることしかできない


「呪霊の肉などつまらん!人は!女はどこだ!!」


その後、宿儺は何か気づいたような顔をする


「いい時代になったのだな。女も子供も、蛆のように湧いている。素晴らしい。鏖殺だ」


とその時


『どーなっちゃってんの、コレ』


いつの間にか伏黒の後ろに立っていたAは目の前の宿儺に恐れを成すこともなく平然と話す。そしてその場の状況を理解した


『あーなるほど。喰べたのか、指。そんで受肉したのね。恵頑張ってるなーと思ってたら急に雰囲気変わったからさ、吃驚したよ。でも無事でよかった』

「だったらもっと早く来い」


淡々と話す彼女に、伏黒は額に青筋を立てながら返す


こっちは死にかけたんだぞ、と


『ごめんごめん。怪我人背負ってたから揺らしちゃ悪いと思って。だからそんなに怒らなくてもいいじゃん』


すぐ怒る男はモテないよ、と笑うAに、伏黒は更に憤慨する


そんな2人に痺れを切らしたのか、今まで黙っていた宿儺が突然攻撃を仕掛けてきた


「危な＿＿!」


そう叫んだ伏黒は咄嗟に次にくるであろう衝撃に備えるが、"それ"が来る気配が感じられなかったため閉じていた目をゆっくりと開けた


そしてその目に映ったのは、Aの後ろ姿だった


「やるなあ、女。名はなんと言う」

『教えるほどの名前は持ち合わせてないから言わない。大体、呪いは大嫌いなんでね』


そう言うと、彼女はいつの間にか手にしている呪具を振り上げ、宿儺に攻撃する


それを宿儺は片手でいとも簡単に往なし、反対の腕で拳を繰り出す。Aは少し崩れた体勢をすぐに立て直すと、迫り来る拳をこれまた綺麗に躱す。そしてまた攻撃を再開させる

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