【呪術廻戦】堕ちろ

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そんな訳で再会を果たした虎杖とA


虎杖は呪力のコントロールを身につけるために映画を見続け、Aはそれに付き合っていた


『次は何観る?…あ、これにしようよ。ヒロインがムカつくんだけど、最後派手に死ぬの』

「五条先生と同じこと言ってる…」


やっぱり2人似てるなーと思う虎杖だったが、抱えていた人形が動きだし、その拳が彼の顔面にクリーンヒット


『ありゃりゃ…』

「あ"ーーも"ぉーー!!!」

『呪力は一定ですよ〜』


これは長くなりそうだ







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その頃伏黒と2年ズは、呪具の持ち運びについて話をしていた


「呪具の持ち運びかぁ」

「得物で近接を補うのは賛成ですけど、術式上両手はパッと空けられる様にしたいんです」


手を組みながら言う伏黒は、参考までに、と真希に質問する


「禪院先輩は2つ以上持ち歩くこととかザラですよね?どうしてるんですか?」

「パンダに持たせてる」


真希はそう言ってパンダを指差し、刺された方の彼はムキッとポーズをとる


一度真希に質問して後悔していた伏黒は、聞かなきゃ良かったpart 2、と心の中で呟く


すると、パンダが話し始めた


「物を出し入れできる呪霊を飼ってる術師とかもいるよな」


それに真希が反応する


「それは無理だろ、レアだし。飼い慣らすのに時間もかかる


見つけたら私に教えろよ」
「カルパス一年分」


伏黒は最後の言葉を尻目に、宿儺との戦いを思い出していた


そして自身の影に手を添えると、中に指先が入っていった


「ツナツナ」


伏黒の様子に気づいた狗巻は、真希の注目を引く


「先輩、


なんとかなりそうです」


そう言って、伏黒は笑みを浮かべた

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