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「いますね、呪い」
着いた場所は廃ビルの前
五条と伏黒の後ろでは、虎杖と釘崎が嘘つきー!!と叫んでいる
「六本木ですらねー」
虎杖は頭を抱え、釘崎は恨めしげに五条を指差す
「地方民を弄びやがって!!」
そんな彼女たちを無視して、五条はおかしいなーと呟く
「もう来てても良い時間だけど」
「遅いですね」
既に皆さんお分かりだろうが、五条が時間ぴったりに来ることはない。つまりそれより遅いということは、責めるほどの遅刻をしたということになる
どうしたのだろうかと心配したその時、お待たせ〜と明るい声が暗い廃ビルの前に響いた
「お、来た来た」
皆がその視線の方向に目を向けると、手を振りながらAが走ってきていた
「遅かったね」
『ごめんごめん、電車が遅れちゃってさ』
そして釘崎の顔を見ると「お!!」と言ってササッと前に出る
『初めまして。百目鬼Aです、よろしくね〜』
「釘崎野薔薇よ。こちらこそよろしく」
そして交わされた握手
遅れて来たからどんな奴が来るのかと思ってたけど、そんな心配要らなかったわね。なんなら可愛いし。チンピラ共に襲われないよう私がしっかり守ってあげないと
釘崎は心の中でそう決める
Aはそのまま釘崎の手を取り、キラキラした目で彼女を見つめる
『野薔薇ちゃんって呼んでいい?』
Aの勢いに圧倒されながらも、釘崎は「野薔薇でいいわ」と満面の笑みで返す
「私もAって呼ぶから」
『わーマジか!スゲー友達だ!!悟!!見てよ!!初めての女の子の友達!!野薔薇!!』
「うん知ってる」
「………」←伏黒
よろしくね野薔薇!!と一層キラキラした目ではしゃぐ彼女を見て驚く虎杖と釘崎
そんな彼らを見てハッと我に帰るA
『あ、えーっとねぇ…色々あって私小,中で学校行ってなくて。同じ歳の女の子と喋ったことなくてさ。つい嬉しくて…』
顔を赤らめてモジモジする彼女を見て、釘崎は可愛いぃ!!と心の中でつい叫んでしまう
「つまり私が女友達第一号って訳ね。悪くないわ」
『野薔薇〜!!!』
「「「………」」」←蚊帳の外にされていた男たち
__
虎「なぁ五条先生。小,中で学校行ってないって百目鬼ってもしかして不良?」
五「フフッ…Aはね、問題児だったんだよ。いや〜あの時は大変だったなぁ〜」
『聞こえてんぞワレェェェェエエエ!!!!!』
釘「その話って本当なの」
伏「…間違ってるとも言い切れない。あとは本人に聞いてみろ」
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鏡華(プロフ) - たぴまろ。さん» お久しぶりです!宜しくです!! (2022年11月28日 14時) (レス) id: 5537b69795 (このIDを非表示/違反報告)
たぴまろ。(プロフ) - ども!たぴまろです!あ、元たぴぴです!ログインしましたー!これからも宜しくお願いします! (2022年10月13日 18時) (レス) id: ca8be486bd (このIDを非表示/違反報告)
鏡華(プロフ) - たぴぴ#呪術廻戦さん» それは良かったです!ありがとうございます、頑張ります! (2022年9月13日 21時) (レス) id: 5537b69795 (このIDを非表示/違反報告)
たぴぴ#呪術廻戦 - 引き続き、更新頑張って!٩(ˊᗜˋ*)و (2022年9月10日 10時) (レス) id: ca8be486bd (このIDを非表示/違反報告)
たぴぴ#呪術廻戦 - お久しぶりです!たぴぴです!あのあと、まるまるんさんとは仲直りしました!誤解だったこともあったので…実はこの前、まるまるんさんに対しての悪口ホムペがあり、ちょっと主と揉めてまして…私も注意したんですけど、悪化したり色々ありまして…今は解決しました! (2022年9月10日 10時) (レス) id: ca8be486bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鏡華 | 作成日時:2022年5月25日 22時