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「そんじゃ改めて」
「釘崎野薔薇。喜べ男子。紅一点よ」
「あ待って。女子もう1人いる」
腰に手を当てて言う彼女にすかさずツッコむ五条
「早く言いなさいよ」
「あれ、言ってなかったっけ?」
小さく溜息を溢した釘崎は、一息置いてから再度口を開く
「喜べ男子。絶世の美女よ」
ウザ…
そう思うのは伏黒。まぁ検討はつく
そして伏黒と虎杖も自己紹介を始める
「俺、虎杖悠仁。仙台から」
「伏黒恵」
そして釘崎は二人をじとーっとした目で見つめる
まずは虎杖。
見るからにイモ臭い…
絶対
次に伏黒。
名前だけって…私偉そうな男って無理
きっと重油まみれのカモメに火をつけたりするんだわ
そしてため息を一つ
「私ってつくづく環境に恵まれないのね」
そんな釘崎を、虎杖は不服そうな目で見つめる
「これからどっか行くんですか?」
「フッフッフ。せっかく一年が4人揃うんだ。しかもその内2人はおのぼりさんときてる。行くでしょ、東京観光」
その途端、虎杖と釘崎の目は輝き始めるが、伏黒だけは「え"」と渋い顔をする
「
「バッカ
「中華街だって横浜だろ!!」
「横浜は東京だろ!!」←神奈川県です。
はしゃぐ2人の様子を、少し離れたところで見る伏黒
こーゆー時にAがいてくれたら助かるんだがな…
そんな彼の心の声は誰も聞こえやしない
「それでは行き先を発表します」
その言葉を聞くや否や、すっと跪く虎杖と釘崎
相変わらず伏黒はそんな2人を見下ろす
「六本木」
再度目を輝かせる2人。胸は躍りっぱなしである
「そこでもう1人の一年生と合流するからね」
「はーい!」
元気よく返事をする虎杖
「そのもう1人の一年はなんでここにいないわけ?」
歩き出した五条に、釘崎は質問する
「早朝から任務があってね。ちょっと長引くかもって言ってたから現地集合にしようってなったわけ」
「ふーん」
自分で聞いておきながら興味なさげに相槌を打つ
「気になる?」
「そうね」
一見無愛想に見えるが、実は不安だったりする
「Aは良い子だよ。僕が保証する」
そんな会話を後ろで聞いていた虎杖は、頭に浮かんだ疑問を問う
「ずっと気になってたんだけどさ、先生と百目鬼ってどういう関係?」
「その話はまた今度ね」
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鏡華(プロフ) - たぴまろ。さん» お久しぶりです!宜しくです!! (2022年11月28日 14時) (レス) id: 5537b69795 (このIDを非表示/違反報告)
たぴまろ。(プロフ) - ども!たぴまろです!あ、元たぴぴです!ログインしましたー!これからも宜しくお願いします! (2022年10月13日 18時) (レス) id: ca8be486bd (このIDを非表示/違反報告)
鏡華(プロフ) - たぴぴ#呪術廻戦さん» それは良かったです!ありがとうございます、頑張ります! (2022年9月13日 21時) (レス) id: 5537b69795 (このIDを非表示/違反報告)
たぴぴ#呪術廻戦 - 引き続き、更新頑張って!٩(ˊᗜˋ*)و (2022年9月10日 10時) (レス) id: ca8be486bd (このIDを非表示/違反報告)
たぴぴ#呪術廻戦 - お久しぶりです!たぴぴです!あのあと、まるまるんさんとは仲直りしました!誤解だったこともあったので…実はこの前、まるまるんさんに対しての悪口ホムペがあり、ちょっと主と揉めてまして…私も注意したんですけど、悪化したり色々ありまして…今は解決しました! (2022年9月10日 10時) (レス) id: ca8be486bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鏡華 | 作成日時:2022年5月25日 22時