戦いの果てには何がある…『ダンボール戦機ウォーズ』

戦場に降りた日３ ページ5

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そしてアラタもまた ヒカルを思い出したようで。


ｱﾗﾀ｢アルテミスねえ…。


ああ――――!! 思い出した！
星原ヒカル 前回のアルテミス優勝プレイヤー！｣



ﾋｶﾙ｢君は予選落ち。｣

ｱﾗﾀ｢･･･そうだけど。｣


A｢星原ヒカル！あのときはよくも私の愛機『パンドラ』をこてんぱんにしてくれたわね！


修理するの大変だったんだから！｣


ﾋｶﾙ｢アルテミス決勝まで勝ち残ったプレイヤーって聞いたからどんなにすごい選手かと期待していたのに。


開始５分で決着。｣


ｱﾗﾀ｢そうそう あれは俺すんげえ がっかりだったな｣


A｢あのときは調子が狂っただけだもん！

今ならヒカルに勝てる自信あるからね！｣


ﾋｶﾙ｢･･･負け犬の遠吠え。｣


A｢･･･｣


ｱﾗﾀ｢A 拳おさえろって！｣


Aに毒を吐いたヒカルは先に受け付け室に向かう。そして拳をフルフルさせながら怒るAを必死に止めるアラタ。

ヒカルは勝ち誇ったような顔をすると再びAを怒らせた。


*****



役員｢承合した。瀬名アラタに星原ヒカル 小鳥遊Aだな。｣


｢｢はい！｣｣


｢では ＬＢＸとＣＣＭ 携帯端末などはここで預からせてもらう。｣


ｱﾗﾀ｢ええっ!? でも 学校で使うんじゃ･･･｣


役員｢必要な物は支給される。｣

A｢変な学園。｣



Aはボソッと小さく呟くと自分の鞄からパンドラとＣＣＭを係りのものに手渡した。ヒカルやアラタもまた携帯端末らを手渡していた。


ｱﾗﾀ｢おっ！ それルシファーとパンドラじゃん！｣


ﾋｶﾙ｢そっちはアキレスディード･･･

ミーハーなんだね。｣


A｢変わってるね、瀬名君って。｣


｢正統派って言ってほしいな！｣


キランッと言う効果音がなるぐらいの笑みをAとヒカルに向けたアラタ。自然とAはヒカルと顔を見合わせるが我にかえって顔をそらしたのであった。

そして神威大門の大きな門が開かれ Aたちは美都先生に教室を誘導させられたのだった。

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