戦いの果てには何がある…『ダンボール戦機ウォーズ』 (ページ4)

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戦場に降りた日２ページ4

外見だけでなく仲間でもが昔ながらの町並みを再現されていた。

ｱﾗﾀ｢でもなんでこんなことを｣

A｢え――っとちょっと待ってね今調べ__________。｣

ﾋｶﾙ｢日本の高度経済成長機をモデルにしてるんだそうだ。

その時代日本はめざましい発展を遂げた。人は向上心や困難に立ち向かう闘争心に溢れていた。

その頃を再現した環境がＬＢＸプレイヤーの戦闘意欲を掻き立てると考えられた。｣

ｱﾗﾀ｢なるほど！そこまで徹底してるんだ!!｣

A｢だからそれ先に私が言うつもりだったのに！

星原君ひどいよ！｣

ﾋｶﾙ｢君の検索の仕方に誤りがあるから遅いんじゃないのか？

僕は普通に調べたものを述べただけだ。｣

A｢う…うぅ。し仕方ないじゃん！タブレット最近使い始めたんだから！｣

ｱﾗﾀ｢まあまあ落ち着けってA｣

タブレットをパタンとしめて涙目になりながら訴えるAだがヒカルは相手をせずアラタはそれを苦笑いしながら見ているだけだった。

*****

神威商店街を抜けて暫く道のりに進んでいくと神威大門統合学園が見えてきた。

ｱﾗﾀ｢おお――!! これが神の門と言われる神威大門統合学園！

最高のＬＢＸプレイヤーたちが集まる学校か！｣

A｢迫力あるね！｣

ﾋｶﾙ｢入学条件は公式ＬＢＸ大会で｣

ｱﾗﾀ｢３回以上の優勝！｣

A｢瀬名君は何回優勝したの？｣

ﾋｶﾙ｢瀬名アラタ。１ヶ月前に３度目の優勝。相手のミスによるラッキーな勝利。｣

ｱﾗﾀ｢えっ!?｣

ﾋｶﾙ｢公式大会でのデータはすべてここに入ってる。｣

ｱﾗﾀ｢はあ… そうですか。｣

A｢瀬名君ラッキーな勝利だったんだね！でもよく言うじゃん運も実力のうちってね。｣

ｱﾗﾀ｢あんま嬉しくない… だったらお宅たちは？｣

A｢へ？わたし？｣

ﾋｶﾙ｢小鳥遊A。優勝は去年３回を果たした。

アルテミス決勝で僕に負けた。｣

A｢そうそうヒカルって言うすんごく強い選手がいてさあ。

ってあれ。今僕ってももしかして君あのとき私のＬＢＸを破壊直前まで追いやった

あの『ヒカル』！？｣

ｱﾗﾀ｢え？なになに？二人は知り合いなのか？｣

ﾋｶﾙ｢はあ… やっと気がついた。

優勝は７回。条件は去年のうちにみたしていた。留学を遅らせたのはアルテミスに出場するため。｣

自分の屈辱の相手が目の前にいる星原ヒカルだと言うことがわかったAはムスッと表情を歪ませる。

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