story0-5 ページ6
好きな人ができてもそれが友達の彼女なら？
そんなの決まってる。
友情を取る。
恋なんかで友達をなくすなんて馬鹿な男のやることだ。
恋なんていつか終わりが来るもの。
最後の恋はもっと大人になってからするもの。
まだ二十歳前の自分が最後の恋をしてるわけがない。
だけどもしこれが順番を間違えてやってきた最後の恋なら？
あの頃の自分にはそんな事分かりっこなかった。
嵐が過ぎ去るのを待つようにじっとこの胸が痛くなくなるのを待っていた。
いつかきっとそんな日が来る。
胸が痛くなる事なんてなく友達の恋人として挨拶をするだけの、そんな関係に。
だけど行き先をなくした想いはいつまでもこの胸から離れることができなくてじりじりとただ胸を焦がしてしまうことになってしまった。
そして思いが強すぎたせいで自分の想いしか見えなくなってしまっていた事にさえ気づかなかった。
君の気持も他の誰の気持にも気づかずにいたんだ。
友達の彼女。
初めて紹介された君から香ったのはラベンダー。
紫の小さな花。
まるで君のようだね。
でもその頃はまだその香りがどんな花かも知らず君と会うたびにその謎を解く事で君への気持に気づかないふりをしていた。
そして分かったんだその香りがあの紫色の小さな花の香だって。
でもその時同時に知ったんだ。
花言葉は「沈黙」
この恋の行方は最初から決まっていたんだ、きっと。
story1 ジュンスの話 9月7日更新→←story0-4
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「東方神起」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuna(プロフ) - ファントムさん» ただいま戻りました！ありがとうございます。私もアイノカタチに思い入れがあって続編を書きたいんですが中々思うようにいきませんね。とにかくこれと書きかけのものを終わらせるのが目標です！よろしくお願いします!(^^)! (2019年9月7日 23時) (
レス) id: 631424b5d2 (このIDを非表示/違反報告)
ファントム(プロフ) - お帰りなさい。アイノカタチは私がウラツクにハマったキッカケのお話でした。泣きながら読んでました。またyunaさんのお話を読めるのが嬉しいです。無理なく更新して下さいね。 (2019年8月31日 2時) (レス) id: 3983c3a52d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yuna
| 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/kecyabulnts
作成日時：2019年8月30日 21時
