episode-323 同居人〜YC4 ページ23
鍵を受け取って、家を出た。
俺はヌナの手を引っ張るように庭を歩いてる。
「ちょっと待ってよ、置いてかないで」
ジュンスが後ろで叫ぶ。
「ユチョ、ジュンちゃんを待ってあげて」
ヌナのその声で立ち止まった。
「何話してたの?」
「え?」
「ディレクターさんと」
俺たちが行って振り返ったヌナは顔を赤くしていた。
「。。。ディレクターさん、髪切ったよね?」
「う、うん。そうね?」
「その事と関係ある?」
「その事。。。?関係ないわ」
「お待たせ」ジュンスがやっと追い付いた。
「ま、いいよ。行こう」
軽トラはオンボロに見えたけど、実はまだそんなに古くない感じだった。
ベンチシートに大人3人はきつかったけどヌナがピッタリと俺の横にいる。
それはそれで幸せな雰囲気だ。
「あのね、ユチョ」
「うん?」
「誤解がないようにちゃんと言うわ」
「何を?」
「さっき、ディレクターさんと話してた事」
「もういいよ。気にしてないから」
「ウソつき、気にしてるでしょ?」
「バカな事言うなよ、俺、そんなにちっちゃい男じゃないよ」
そしたらヌナが笑顔で俺の顔を覗き込んだ。
「分かった。じゃあ、勝手に話すから、聞いて?」
「。。。うん」
「なぁに?何の話さ?」
ジュンスまで話に入って来た。
「あのね、」ヌナが俺とジュンスを交互に見て言う。
「さっき二人が私のために言ってくれたでしょ?」
「うん」
「そしたら、ディレクターさんがこの2、3日で何があったのって」
「何がって。。。///」
。。。ジュンスめ、やっぱり何かあったんだな?
「随分愛されてるね、。。。って」
「ん?今、なんか隠したね?」
「え?///」
「そこ正直に言わなくちゃダメだろ?」
ヌナが俺が言った事が鋭かったらしくて俺をちょっと睨みつけるように見た。
「。。。本気かもね、だったらどうするの?って///」
ほぅ、随分と核心を突いた質問だな。
「。。。で、どうするの?」
「え?///」
「俺も聞きたい」
「僕も聞きたいよ」
「それは。。あ！」
「「え?」」
「着いた!早く買い物しましょう」
ヌナはそう言うと助手席のジュンスをグイグイ押して俺をチラッと振り返って言ったんだ。
「イジワル」
イジワルはヌナだろ?
家に帰ってから、今までのほんの短い間で愛しい気持ちも嫉妬も焦りも怒りも安らぎも、こんなにいっぱい詰め込まれて。。。
俺はヌナにノックアウトされそうだよ。
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yuna(プロフ) - 裕さん☆ユチョン、焦ってます＾＾;どうなるんでしょう?こんな事して、選ばれるのか。。。不安ですf^^; (2011年11月21日 6時) (
レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ユチョナ・・。どんだけぇ〜っ！（笑） (2011年11月20日 23時) (レス) id: 3702ac458e (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - とまとさん☆必死な事に多分自分では気づいてません^^;とまとさん、鋭いです。多分、ジュンスならひっかかて、おまけにビックリして窓から落ちてる事でしょうねｗ (2011年11月20日 22時) (レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - ﾕﾁｮﾝｵﾝﾆさん☆やっとここまで来ましたが。。。時間経過を分かってるのかどうか^^;取りあえず、ガンバ♪ (2011年11月20日 22時) (レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
とまと - ゆちょん、必死（笑）じゅんちゃんならセキュリティーひっかかってたね（笑） (2011年11月20日 19時) (レス) id: 592f07ec96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuna☆
| 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/kecyabulnt
作成日時：2011年11月7日 2時
