episode-6 6月の花嫁〜JJ ページ6
明日は北米ツアーの最終地、サンノゼに出発する。
その前日、最後の休暇だったのに、朝早くからロスから15キロほど離れたパサディナへやってきた。
「ドレスを選んでもらうから」
「。。そのおばさんの?」
「ユチョン、そう言わないで、本当に綺麗なんだよ」
ユチョンは眠そうな顔で渋々、車を降りた。
「ねぇ、よく分からないんだけどドレスならビバリーヒルズの方があるんじゃないの?」
「欧米向けのドレスが多いからさ、サイズが少し大きいんだよ」
「なんだ貧乳か。。。」
ユチョンはやたら文句を言っていた。
まぁ、気持ちは分かるけどね。
「1時間で選んでよ」
「ねぇ、どんなのにする?」
「かぶらない方がいいよね?」
「いいんじゃないの?だって自分の好きなドレスって事でしょ?」
3人で吊り下げられている光沢のあるシルクのドレスの中に顔を突っ込んで探した。
これから結婚する彼女の事は何も知らされていないけど、これを着て貰う時は、やっぱり俺の奥さんになるわけだし、綺麗であって欲しかった。
俺が選んだのはとってもシンプルないわゆるフレンチスタイルと言われるドレスだった。
シンプルなほど、きっとその人の美しさが際立つ。
俺は年上って事に拒絶感はなかった。
12歳は離れすぎだけど、綺麗な12歳上の女性だっているし、年なんてただの数字でしかない。
昔、それくらい年上の人ですごく綺麗な憧れの人がいなかったわけでもない。
って事は、仕事だけど恋に落ちる可能性がないわけでもない。
なら、やっぱりこれだ。
理想の花嫁。
「俺はこれにします」
どうやら1番に決まったみたい。
「みんなが選び終わったら近くのレストランで食事にしようか?」
「まだ何かあるんですか?」
「今、こっちに向かってるんだよ、花嫁さん」
「え!?ここで今日会うんですか?」
「そうだよ」
急にドキドキしてきた。
さっき昔好きだった人を思い出したからなのか、なんだか訳の分からない緊張感に襲われた。
食事も上手く喉を通らない。
ユチョンとジュンスはこれから会う彼女の事より、食事に夢中だったけど。。。
「じゃあ、選んだ順番でジェジュンから行こうか?」
「え?俺ですか?」
ブライダルショップに戻るとしばらくして試着室のカーテンが開いた。
カーテンの向こうの彼女が振り向いた時、思わず声をあげそうになった。
だって、そこにいたのは。。。
昔憧れていた、その人だったから。。。
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ゆん - 大好きなこのお話し…もう何度も読み返しました。ユチョンが大変な今、また読みたいと思ってここに来ました…ユチョンふぁいてぃん！！ (2019年4月28日 1時) (
レス) id: f2f67649b6 (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆暑いですね＾＾；暑過ぎて、何も思い浮かびませんTT今日はジェジュのドラマでも見て妄想し直します（＞_＜） (2011年8月3日 17時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ぬぉっ！ジェジュ♪スキンシップ禁止にしないでぇ〜(>_<)もっとして♪ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆ここまでの甘い経験がないので妄想を絞り出しても、あんまりリアルじゃないですね＾＾；でも、ジェジュに翻弄されてみたいっ！ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - おぉっ！来ましたジェジュン♪きゃーっ/// (2011年8月2日 13時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuna☆
| 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/kecyabulnt
作成日時：2011年7月20日 0時
