episode-46 誓約書〜YOU7 ページ46
ジュンスが両親と話しているとジェジュが入れ違いでやって来た。
「Aさん、どこで見てたの?」
「あ、ジェジュ」
「明日はやっと俺の番だね。楽しみにしてるから」
ディレクターがもう撮影してないのをいい事にこっそりそう言って、自分たちの車に乗り込んだ。
ずっと、女の子たちの悲鳴のような絶叫が聞こえてる。
まだ、あの番組に彼らが出る事も、私が3人の相手だという事も知られていないから「なんなの?」「誰なの?」という声が聞こえてきた。
「何してんの?」
「え?」
振り返るとユチョ。
「自分の人気でも確かめてんの?」
「ま、まさかっ」
「じゃあ、早く車に乗ったら?騒がしいから」
ユチョが私に話しかけるとまた、女の子たちの喚声が大きくなった。
「ほら」
そう言うとユチョは女の子たちに笑顔で手を振って、私を振り返る事なく自分の車に乗り込んだ。
気を使ってくれてるくせに!
優しい言葉は優しく言ってくれなくちゃ、分かんないのに。。。
「じゃあ、行こうか」
「アボジ、気をつけて帰ってね」
ジュンスがそう言って車から少し離れて手を振った。
私たちの車が先に出る。
高速も同じようにソウルへ帰る人が多いのか渋滞していた。
「お腹減らないかい?」
「どこかで何か食べるものでも買って帰りましょうよ」
オモニに言われてアボジが2つ目のSAに立ち寄った。
「飲み物とキンパプくらいでいいかい?」
「あ、私も行きます」
「いいんだよ、ここで待ってても」
「でも、4人分って結構ありますよ」
「あ、それもそうだね、じゃあ」
オモニと爆睡中のディレクターを残して、二人で建物の中へ。
いくつか買い物をしていると急にざわついた。
「あ、ユチョナ」アボジが振り返ってそう呼んだ。
振り返るとユチョとマネージャーと数名のスタッフがイートインコーナーのテーブルに座っていた。
「お疲れ様です、食事ですか?」
ユチョはジュンスのアボジには当然のように礼儀正しくて立ち上がって頭を下げた。
当たり前だけど、ちょっと新鮮(笑)
「私たちは車の中で食べながら帰るよ。ユチョンは一人なのかい?」
「はい、これからソウルに戻ってまだドラマの撮影があるので」
「そうか、ご苦労さん。それじゃあ、行くよ。ユチョンも頑張るんだよ」
「はい、ありがとうございます」
お互いに軽い会釈で立ち去ろうとしたらユチョがちょっと大きな声で私に言った。
「ニョボ、気をつけて帰るんだよ」
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ゆん - 大好きなこのお話し…もう何度も読み返しました。ユチョンが大変な今、また読みたいと思ってここに来ました…ユチョンふぁいてぃん！！ (2019年4月28日 1時) (
レス) id: f2f67649b6 (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆暑いですね＾＾；暑過ぎて、何も思い浮かびませんTT今日はジェジュのドラマでも見て妄想し直します（＞_＜） (2011年8月3日 17時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ぬぉっ！ジェジュ♪スキンシップ禁止にしないでぇ〜(>_<)もっとして♪ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆ここまでの甘い経験がないので妄想を絞り出しても、あんまりリアルじゃないですね＾＾；でも、ジェジュに翻弄されてみたいっ！ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - おぉっ！来ましたジェジュン♪きゃーっ/// (2011年8月2日 13時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuna☆
| 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/kecyabulnt
作成日時：2011年7月20日 0時
