episode-45 誓約書〜YOU6 ページ45
「ミョヌリのAです。よろしくお願いします。」
アボジにそう言って、玄関を出て、車に乗る前にもう一度、今度は車の中で待つオモニにもそう挨拶した。
ディレクターがハンディーカメラ持参でそんな私と一緒にご両親の車に同乗した。
「ミョヌリ(嫁)なんて、まだまだだと思ってたからちょっと緊張しちゃうわね」
「あ、はい」私も緊張してるから愛想笑いがどこまで持つか。。。
ハングルがまだ完璧じゃない私と話すのが面白いみたいで、なんとか行きの車中は話も途切れずにうまくいった気がする。
「あら、私たちと席が離れてるのね」
チケットを見たオモニがそうディレクターに言った。
「彼女のは招待席じゃないもんで」
「あら、ウリミョヌリは一般扱いなの?」
「そうじゃないんですが、どこにいるか分かってない方が彼らも緊張感があっていいでしょ?」
「ウフフ、私まで緊張しちゃう」
なんだか可愛いオモニだな。
でも、本当に私が嫁になると言ったらきっと反対されるよね?
あ///変な妄想がっ///
「あれ、どうかした?」ディレクターのハンディカムが私を追う。
「いえ///」
「じゃあ、終わったらまたここで」
駐車場でまた会う約束をして私はディレクターとグッズを見たり、腹ごしらえをしたり、なんだかウキウキしてきた。
コンサートなんて何年振りだろう?
ファンの子たちと長い長い列に並んだ。
「裏から入れるよ」
「いいの、特別扱いはダメよ」
やっと入るとディレクターと私は並んでウソみたいに天井に近いところからステージを見降ろした。
「ホントは招待席の方が良かったんじゃない?」
「そんな事ないですよ」
会場が暗くなり、ファンが一斉に彼らの名前を叫んだ。
大音響の中、彼らが現れた。
私の体に鳥肌が立った。
旦那様はスゴイ人だった。
どの声も素敵。
踊ってるところを見ると私の目はくぎ付けになった。
3時間近いはずがあっという間に感じられて、アンコールまでのすべてが終わり、駐車場に向かった。
「どうだった?」
「思ってた以上に素敵でした。」
「そう?」
「次に会う時、目つきが違うかもしれませんよ(笑)」
「ハートになってたりして(笑)」
帰りの約束をしていた駐車場に行くとファンが彼ら3人の登場を待っていた。
「あ、A！」ジュンスが大きな声で私を呼んだ。
「いいの?こんなとこに来て」
「僕も一緒に帰りたいなぁ」
ジュンスは私に小声でそう言った。
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革ベルト
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ゆん - 大好きなこのお話し…もう何度も読み返しました。ユチョンが大変な今、また読みたいと思ってここに来ました…ユチョンふぁいてぃん！！ (2019年4月28日 1時) (
レス) id: f2f67649b6 (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆暑いですね＾＾；暑過ぎて、何も思い浮かびませんTT今日はジェジュのドラマでも見て妄想し直します（＞_＜） (2011年8月3日 17時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ぬぉっ！ジェジュ♪スキンシップ禁止にしないでぇ〜(>_<)もっとして♪ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆ここまでの甘い経験がないので妄想を絞り出しても、あんまりリアルじゃないですね＾＾；でも、ジェジュに翻弄されてみたいっ！ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - おぉっ！来ましたジェジュン♪きゃーっ/// (2011年8月2日 13時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuna☆
| 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/kecyabulnt
作成日時：2011年7月20日 0時
