episode-36 誓約書〜YOU2 ページ36
ユチョが帰って行った木曜の夜。
久々に一人。
いつ帰るか分からない人を待つのって大変。
一人はやっぱり自由でいい。
。。。そう思ってるのに少し寂しい。
結局ユチョは私を4日連続でベッドに運んでくれて、一人で寝かせてくれた。
いや、それとも私と寝るのがよっぽど嫌だったのかも。。。
イビキをかくとか、寝言を言うとか。。。何か私の知らない事があるのかな?
あぁ、聞いておけば良かった。。。
あ、そっか、来月、オンエアされたら嫌でも分かる。
韓国中に恥を曝す事になるかも。。。
一人の日、カメラは止まっていてスタッフがやって来た。
「どう？仮想結婚は?」
「やってみますか?」
「いいや、結構ですよ(笑)」
笑い事じゃないです。
「ユチョンとはケンカばっかりだったけど、これから大丈夫?」
「。。。ま、なんとか」
「今夜からジュンスだね。」
「風邪は治りましたか？」
「うん、今日もミュージカル、1日2回公演で頑張ってるよ」
「本当にみんなハードスケジュールなんですね」
「そうだね、ドラマ撮影が特にハードだからね。」
「観てる方は楽しいけど(笑)」
「ドラマ観てるの?」
「はい」
ディレクター以外のスタッフは機材の調整やセッティングで忙しく動いていた。
「ところでさぁ、日曜なんだけど光州に行ってもらえないかな?」
「光州(クァンジュ)ですか?」
「彼らのアンコール公演があるんだ」
「。。。はい」
「言っちゃうとあれだから、こっそりさ」
「いいのかな」
「何が?」
「仮想だけど夫婦でしょ?奥さんが仕事場に行くのって。。。」
「あぁ、カメラの前でそれ言ってよ」
「え?」
「そういうところが日本人っぽいって言うかさぁ」
これのどこが?
「そういうギャップって言うか、考え方の違いって言うか、それが欲しいんだよね」
「日本人っぽいですか?」
「うん」
へぇ、そうなんだ。
じゃ、こっそり見ちゃおうかな?
実はあの音楽祭でしか、彼らのパフォーマンスは観た事がなかった。
この企画が決まった時も逆に観ないで下さいと言われたし。。。
だから、この前ジュンちゃんのミュージカルを観た時は驚いてしまった。
声が出ていなかったとはいえ、それでも彼の心まで伝わるような歌声で私は鳥肌が立ち、涙が止まらなくなっていた。
その噂の彼が今日の仮想夫。
そして、彼は天職である仕事を終えて、私のところへ子犬のように帰って来た。
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ゆん - 大好きなこのお話し…もう何度も読み返しました。ユチョンが大変な今、また読みたいと思ってここに来ました…ユチョンふぁいてぃん！！ (2019年4月28日 1時) (
レス) id: f2f67649b6 (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆暑いですね＾＾；暑過ぎて、何も思い浮かびませんTT今日はジェジュのドラマでも見て妄想し直します（＞_＜） (2011年8月3日 17時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ぬぉっ！ジェジュ♪スキンシップ禁止にしないでぇ〜(>_<)もっとして♪ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆ここまでの甘い経験がないので妄想を絞り出しても、あんまりリアルじゃないですね＾＾；でも、ジェジュに翻弄されてみたいっ！ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - おぉっ！来ましたジェジュン♪きゃーっ/// (2011年8月2日 13時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuna☆
| 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/kecyabulnt
作成日時：2011年7月20日 0時
