episode-31 署名〜YC4 ページ31
「毎回はしないよ、結構、重いし」
ヌナが何か文句でも言いそうな顔をしたけど、何かに気づいたようにおしりの下に手をやった。
「ちゃんと見てよ、おしりに敷いちゃった」
そう言っておしりの下からまた白封筒を取り出して俺に差し出した。
「なんだろ?」
出てきたのは婚姻届と「ベッドに入る前に」と書かれた紙。
「なるほど、責任取れって事ね」
「違うわよ」
「なんで?そう言う事じゃないの?」
「違うでしょ。。。やらないし」
ヌナが聞き取れないくらいの小声で言った。
「そんなの分かんないじゃん」俺はもっと小さい声で言った。
バシッ！
。。。なんで今、デコピン?
「敬語使ってないじゃん！」
「青少年が間違った道に行かないように、時には厳しい指導も必要なのっ！」
「指導ってなんすか!?」
パシッ!
。。。痛ってぇ!!!
「今は敬語の分っ！私も痛みで慣れさせるわよっ」
「なにがっ!?」
「あなたをイイ子にするのよっ」
「イイ子ってなんだよっ!?俺はヌナの子供になったわけじゃなくて、結婚したんだよっ！」
。。。。。
あ、言いすぎたって言うか、言っちゃった。。。
ヌナったら、あのさっきの勢いはどこへやら、途端に顔を赤らめて視線を外した。
「ま、まだ結婚してないわよ。。。それだって書いてないじゃない///」
俺はその言葉が終わらないうちに書き殴るように署名した。
「ヌナ、俺のこの横に名前を書く時は覚悟してよ、絶対、俺の従順な花嫁にするから」
あれ?
俺、勢い余って、なんだかスゴイ事言ったような。。。?
「。。。いつの時代よ、。。。男尊女卑」
ヌナが恥ずかしさを隠すように小声でブツブツと文句を言ってる。
まあ、いいや。
なんだか、俺の勝ちだし、ヌナもそれ以上、言い返せないみたいだし、フッフッフ♪
「。。。ところで、俺達って本当にここで寝るの?」
「ま、まさか」
「。。。電話してみる?」
「。。。そうね」
(ヨボセヨ)
「ディレクターさん、俺たち本当にここで寝るの?」
(そうだよ)
「ウソですよねっ!?」
(アハハ、ビックリした?取りあえず、ベッドに入って少しの時間だけ回すから、その後は好きなとこで寝てよ)
はぁ〜っ、マジ驚いた。
この家には一つ、カメラのついてない部屋があって、そこで着替えたり、ベッドもあるからゆっくり寝る事も出来る。
「なんて?」
ヌナが不安そうにそう聞いた。
「一緒に寝ろって」ざまあみろ(笑)
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革ベルト
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ゆん - 大好きなこのお話し…もう何度も読み返しました。ユチョンが大変な今、また読みたいと思ってここに来ました…ユチョンふぁいてぃん！！ (2019年4月28日 1時) (
レス) id: f2f67649b6 (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆暑いですね＾＾；暑過ぎて、何も思い浮かびませんTT今日はジェジュのドラマでも見て妄想し直します（＞_＜） (2011年8月3日 17時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ぬぉっ！ジェジュ♪スキンシップ禁止にしないでぇ〜(>_<)もっとして♪ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆ここまでの甘い経験がないので妄想を絞り出しても、あんまりリアルじゃないですね＾＾；でも、ジェジュに翻弄されてみたいっ！ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - おぉっ！来ましたジェジュン♪きゃーっ/// (2011年8月2日 13時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuna☆
| 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/kecyabulnt
作成日時：2011年7月20日 0時
