episode-28 署名〜YC ページ28
「何やってるんすか！？」
「。。ご、ごめんなさいっ、大丈夫!?」
彼女が弾かれたように俺の上から飛び退いた。
「大丈夫なわけないです」
「。。だよね?どこか打った?擦り剥けたとか、手首を捻ったとか。。。」
彼女の白い手が俺に延びた。
「触んないで」
自分でも思った以上にキツイ言い方で、彼女の手がビクッと引っ込んだ。
「。。。ごめんなさい」
哀しそうにそう言って俯いた。
「貸して」
さすがにトラ柄のカーテンよりはこっちの方がマシだ。
テーブルから椅子を下して、その椅子に乗った。
オーガンジーとミントグリーンのカーテンか。
「意外と少女趣味」
「え?」
「。。。夕食は?」
「え?食べてないの?」
カーテンをかけ終えて、椅子から降りた。
「二人が体調悪くて、尺が足りないからって、食事もなしで送り込まれたんで」
「そうだったの、ちょうど良かった♪私もまだなの、一緒に食べましょう」
彼女は不死身だな。
ちっともへこたれてない。
女の子にこんな態度をとったら100％泣かれて、振られてジ・エンド。
「悪いですけど、俺、舌も正直ですから」
そう言うとキッチンに向かっていた彼女が振り返った。
「うん、その方がいいわ。上達するでしょ?」
年上だから?
それとも彼女だから?
俺の先制パンチをフワフワとかわしてく。
「韓国料理って食べるのは好きだけど、初めて作ったの。正直に答えてね」
「二人には作らなかったの?」
「昨日は殆どジェジュが作ってくれたし、ジュンちゃんは具合が悪くて、何を食べたかも分かってなかったかも(笑)」
料理を温めてる彼女の後ろ姿は年上なのか年下なのか、そんな事、関係ない後ろ姿で髪をアップにしたうなじは俺の目をくぎ付けにしてる。
「そんな風に呼んでるんだ」
「え?あぁ///そう」
「俺は?」
「ユチョ」
「ふ〜ん」
なんかあんまり甘い呼び方じゃないな。
いや、別にいいけど。
「あれ?そう言えば白封筒、ないのかな?」
「移動中に渡されてもう読んだ。呼び方を決めて、罰ゲームも決めるんでしょ?」
「うん、そう。もう決めた?」
「デコピンにしたよ、ヌナ」
「。。。デコピン」
「痛みで慣らすから」
「。。。サーカスの調教師じゃあるまいし」
「え?」
「ううん、呼び方はヌナなんだ」
「不満?ヌナでしょ?かなり妥協してるんすけど、これでも」
彼女が何かを言おうとした時、とどめを刺した。
「アジュモニでもいいけど」
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ゆん - 大好きなこのお話し…もう何度も読み返しました。ユチョンが大変な今、また読みたいと思ってここに来ました…ユチョンふぁいてぃん！！ (2019年4月28日 1時) (
レス) id: f2f67649b6 (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆暑いですね＾＾；暑過ぎて、何も思い浮かびませんTT今日はジェジュのドラマでも見て妄想し直します（＞_＜） (2011年8月3日 17時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ぬぉっ！ジェジュ♪スキンシップ禁止にしないでぇ〜(>_<)もっとして♪ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆ここまでの甘い経験がないので妄想を絞り出しても、あんまりリアルじゃないですね＾＾；でも、ジェジュに翻弄されてみたいっ！ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - おぉっ！来ましたジェジュン♪きゃーっ/// (2011年8月2日 13時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuna☆
| 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/kecyabulnt
作成日時：2011年7月20日 0時
