episode-14 セカンドコンタクト〜YOU ページ14
4年前の12月。
街にはクリスマスのイルミネーション。
初めての音楽祭のMC。
出演者の中に昔の彼。。。
「久しぶり」
悔しいけど、何年経っても素敵な笑顔。
「元気だった?」
「あぁ、お前も?」
「うん」
長く付き合っていた彼女と別れた彼が私と付き合い始めた頃、年上の人に彼を強引に奪われた。
子供が出来たから結婚するって。。。
なんとなく、恋人かなって思ってただけだったから、二股だったわけでもない。
私が勝手に彼を好きだっただけ。
そして、好きなのに何もかも一歩遅かっただけ。
そして、アメリカに行く事にした。
本当は情けない理由。
「まだ俺を好き?」
「え?///」
「違うだろ?ならそんな顔すんなよ(笑)」
オデコを人差し指でチョンと押される。
好きなのとは違うけど、懐かしさと恋しさがまだあった。
「仕事は順調?」
「まだまだ全然よ」
「恋は?」
「。。。まだまだ全然よ」
そうだね、怖がらずに恋をしなくちゃね。
そしたら、その日、初めて会ったばかりの韓国人の男の子に「少し話せませんか?」って話しかけられたの。
その一言に胸がドキンって動いた。
何かを望んでるわけじゃなかったけど、彼を知りたくなって、頷いた。
でも、彼は体調が悪くなったとかで私の前にそれから2度と現れる事はなかった。
恋する前に振られちゃった気分。
その後、一人きりでもう少し初雪で体が凍える直前まで彼を待っていた。
。。。だから、怒るんなら私の方だと思うんだけど?
「チャル、チネッソヨ(元気でしたか?)」
「ネ、パブシン ゴッカンネヨ(ええ、お忙しいようですね)」
他の二人とは違って、ハングルでそう言った。
目も合わせてくれない。
もう一度、記憶を呼び起こした。
ううん、何もしてないはず。。。
「このドレス、ちょっと無理してる感じでしょ?(笑)」
「いいんじゃないですか?お若いんですから」
やっぱり。。。
これは、私を好きじゃないんじゃない。
私を嫌ってる。
3か月、大丈夫なのかな?
スタッフの人に撮ってもらった写真は私が受け取った。
ブライダルショップに引き出物みたいな小物も売っていて、綺麗な写真立てを3つ買った。
これをソウルの新居に飾ろう。
「あの、明日なんですけど」ディレクターがニコニコとそう言った。
「はい」
「サンノゼに行きます」
サンノゼって何故!?
。。。って、そうだった。
質問は無駄だったわね。
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革ベルト
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ゆん - 大好きなこのお話し…もう何度も読み返しました。ユチョンが大変な今、また読みたいと思ってここに来ました…ユチョンふぁいてぃん！！ (2019年4月28日 1時) (
レス) id: f2f67649b6 (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆暑いですね＾＾；暑過ぎて、何も思い浮かびませんTT今日はジェジュのドラマでも見て妄想し直します（＞_＜） (2011年8月3日 17時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ぬぉっ！ジェジュ♪スキンシップ禁止にしないでぇ〜(>_<)もっとして♪ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - 裕さん☆ここまでの甘い経験がないので妄想を絞り出しても、あんまりリアルじゃないですね＾＾；でも、ジェジュに翻弄されてみたいっ！ (2011年8月2日 22時) (レス) id: 760ce3aacf (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - おぉっ！来ましたジェジュン♪きゃーっ/// (2011年8月2日 13時) (レス) id: 77790d251e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuna☆
| 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/kecyabulnt
作成日時：2011年7月20日 0時
