身長が70センチ ページ26
中「...それを信じろってのか」
『イヤだってもう被害者出ちゃってますし』
そう云いながら私は血の海の中で横になっている鈴を指さした
中「...あれって生きてんのか?」
『安心しろ、峰打ちだ』←
太「思いっ切り血が出ちゃってる時点で峰打じゃないよね?」
『...で、戻って』
太「戻らないで」
太宰さんに突っ込まれた、何だろう、グサッと来たグサッと←
『私はそういう件に関しては嘘は付きません、太宰さんもそうでしょう?』
太「ま、そうだね、中也も知ってると思うけど」
中「手前...望みはなんだよ」
太「さっき云ったよ」
中「...人虎がどうとかの話なら芥川が仕切ってた、奴は二階の通知保管所に記録を残してる筈だ」
二階か、ここは地下っぽいからそんなに遠くないはず。
太「あ、そう、予想はついてたけどね」
余裕で喋る太宰さんに対し、中也さんはキレそうになるのを我慢し、背を向けた
中「チッ、用を済ませて消えろ」
太「どうも、でも一つ訂正
今の私はAちゃんみたいな美女と心中が夢なので君に蹴り殺されても毛ほど嬉しくない
悪いね」
えぇ...私?
『私って...美人じゃないですよ...』
太「またまた〜Aちゃんは根っからの八方美人だよ
どうだい?今度一緒に私と心中を...」
中「おい太宰、Aに手ェ出したらどうなるか分かってんだろうな?」
ワントーン低い声、凄まじい殺気を出す彼、私は思わず苦笑い
気持ちは嬉しいけど...何か心の中がモヤモヤするなぁ...
病気かな?...どうしたんだろう私、最近なんか変...
中「はぁ...あ、そう、じゃ今度自 殺志望の美人探しといてやるよ」
太「中也...君実はいい人だったのかい?」
中「早く死ねって意味だよバカヤロウ」
何故か和みかけたこの雰囲気を一瞬でぶち壊す中也さん、ナイス←
中「云っておくがな太宰...」
中也さんは階段の途中で止まり、靴音が大きく響き渡る
そして私たちの方を振り向き、云う
中「これで終わると思うなよ、二度目はねえぞ」
太「違う違う、何か忘れてない?」
太宰さんは挑発するように云う
何だろう、太宰さんが予め計画したことに無茶がある気が...←
中也さんは拳を握り締め、バッと後ろを振り向き、内股で私達に指を差し、裏声で
中「二度目はなくってよ!」
...。
......。
.........。
太「『...』」
中「なく...ってよ.....笑うところだろぉぉぉぉ!!!」
―――結論。
中原中也は可愛い←
鈴「...俺空気」←忘れ去られた美男子
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幻想見る主人 - Runoさん» BS...!あぁ、BS...よし、頑張って探して録画しよう← (2018年12月13日 17時) (レス) id: 4872ed47ec (このIDを非表示/違反報告)
Runo(プロフ) - 今丁度三期やってますよーBSで。 (2018年11月11日 21時) (レス) id: 81b2e2d443 (このIDを非表示/違反報告)
幻想見る主人 - Runoさん» はい!時間があったら見てみたいと思います!面白いかぁ...是非見てみようかな? (2018年11月1日 22時) (レス) id: 2c36b5953f (このIDを非表示/違反報告)
Runo(プロフ) - 別アニメの能力ですwとある魔術の禁書目録の上条当麻っていう人のやつです!とある科学の超電磁砲も主人公以外一緒です!面白いんで見てみてくださいw (2018年10月29日 15時) (レス) id: 81b2e2d443 (このIDを非表示/違反報告)
幻想見る主人 - Runoさん» え、あ、こ、コメントありがとうございます!イマジンブレイカー...とは...ん?←バカ (2018年10月25日 22時) (レス) id: 8edca21fd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:幻想見る主人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/buyda/
作成日時:2018年8月23日 11時