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「うわ、すげー!分かった!」
『こんなんで分かったの!?
頭いいね。笑』
「なんかムカつく。笑」
『ごめんごめん。笑』
かわいいな、なんて思ってたら手が勝手に動いた。
ほっぺたを触って、ふと我にかえった。
怪しまれないように、きゅっとつまむ。
「あ、ブスだ。笑」
『ちょっと!笑』
「いや、めっちゃほっぺた柔らかそうだなと思って。笑」
ごめんごめん、って言いながらほっぺたを撫でた。
多分怪しまれてないだろう。
すると、ぼーっとした顔で俺のことを見つめるAちゃん。
「なに?どうした?笑」
『え!?なにも!』
自分でも気付いてなかったらしく、焦っている様。
ちょっとずつ素を出してくれている感じがして、嬉しい。
て「おまたせー!遅くなってごめん!」
ゆ「おまたせしました!」
ようやく来たてつやとゆめまる。
り「うるせぇよ。笑」
『結構怒られてたんだね。笑』
て「まあ、いつものことですわ。」
ゆ「そんなんで威張るなよ。笑」
てつやとゆめまるも俺達の向かいに座った。
て「なに?勉強してたの?」
てつやがノートを覗き込んできた。
り「そう!まじでAちゃん頭いいよ!?
教えんのもめちゃくちゃうまい!」
て「む、、、」
ゆ「てつやどうしたの。笑」
て「Aのその顔気に食わん!」
『なに!?』
て「お前、女の顔になったな!!」
急に意味が分からないことを言い出した。
り「なんだそれ。笑」
ゆ「Aはもともと女だわ!笑」
り「Aちゃん、男だったの?笑」
そう言って、気に入ってしまったAちゃんのほっぺたをつまむ。
『違うし、それやめてくれん?笑』
り「ごめんって!笑
勉強教えてくれたお礼にアイス奢ってあげる!」
『なら、許す。』
ゆ「ちょろいな。笑」
て「俺もコンビニ行くー!
ゆめまるも行くでしょ?」
ゆ「しょうがないなぁ。」
『りょうくんの奢りでアイスパーティー!笑』
り「なんだよそれ!笑」
りょうくんって呼ばれるの悪くないな。笑
4人でコンビニを行くことになり、図書室を出た。
隣にAちゃん。
立って改めて思ったけど、身長小さいなー。
Aちゃんの頭に肘を置いた。
り「Aちゃんの頭、俺の肘置きにちょうどいい。笑」
この身長差しっくりくるな。笑
『どうせわたしはちびですよーだ!』
そう言って、上目遣いで睨んでくる。
いや、全然怖くないし。笑
り「はは、オチビちゃん拗ねないの。笑」
そう言って、ポンポンと頭を撫でて前に歩くゆめまるとてつやの元へ向かった。
危ない、可愛すぎて困る...
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みさ(プロフ) - 常夏さん» ありがとうございます!是非また読んでください(^0^) (2020年11月3日 22時) (レス) id: a016f54757 (このIDを非表示/違反報告)
常夏(プロフ) - あの、、お話がめちゃくちゃタイプです!!! 3も楽しみにしてます! (2020年11月1日 18時) (レス) id: 3853130063 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - みややさん» ありがとうございます(^o^) (2020年8月25日 0時) (レス) id: 296813daeb (このIDを非表示/違反報告)
みやや - ありがとうございます!!!楽しみにしてますね(*´ー`*) (2020年8月24日 7時) (レス) id: fc7e16ebd2 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - みややさん» コメントありがとうございます!2のお話が全部公開されましたら、3も公開する予定です!是非楽しみに待っていただけたら嬉しいです(^o^) (2020年8月22日 0時) (レス) id: 296813daeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みさ | 作成日時:2020年5月16日 10時