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「なに?どうしたん?笑」

『え!?なにも!』

多分、ぼーっとしていた。



て「おまたせー!遅くなってごめん!」

ゆ「おまたせしました!」

ドアの方を見ると、てつやとゆめまる。

り「うるせぇよ。笑」

『結構怒られてたんだね。笑』

て「まあ、いつものことですわ。」

ゆ「そんなんで威張るなよ。笑」


わたしの向かいにてつや、その隣にゆめまるが座る。

て「なに?勉強してたの?」

ノートを覗き込んでくる。

り「そう!まじでA頭いいよ!?
教えんのもめちゃくちゃうまい!」


こうやって褒めてくれてくれることが単純に嬉しくなる。

て「む、、、」

ゆ「てつやどうしたの。笑」

て「Aのその顔気に食わん!」

『なに!?』


て「お前、女の顔になったな!!」

り「なんだそれ。笑」

ゆ「Aはもともと女だわ!」

りょうくんとゆめまるは笑ってるけど、、、


てつやって鋭い。

これで気付かされた、わたしってりょうくんのことが好きなんだと。

り「A、男だったの?笑」

そう言って、わたしのほっぺたをまたきゅっとつまむ。

今日仲良くなったばっかなのに...こうやってやられるのも嬉しく感じてしまう。


『違うし、それやめてくれん?笑』

口ではやめてって言ってるけど、やめてほしくない。
これって好きってこと、、?

り「ごめん!勉強教えてくれたお礼にアイス奢ってあげる!」

『なら、許す。』

ゆ「ちょろいな。笑」


て「俺もコンビニ行くー!
ゆめまるも行くでしょ?」

ゆ「しょうがないなぁ。」

『りょうくんの奢りでアイスパーティー!笑』

り「なんだよそれ!笑」


そんな他愛もない話をしながら、図書室を出た。
前にはてつやとゆめまる。
隣にりょうくん。

歩いていると、頭にトンと何か重みが。

り「Aの頭、俺の肘置きにちょうどいい。笑」

パッと見上げると、いたずらっ子のような顔。
それがまたかわいい、なんて思ってしまう。


『どうせわたしはちびですよーだ!』

り「はは、オチビちゃん拗ねないの。笑」

そう言って、ポンポンと頭を撫でて先を歩いていくりょうくん。

わたしは、そっと自分の顔を触った。

どうしよう、赤くないかな。
なんか暑いし。

前に歩くりょうくんを見て、さらに暑くなった気がした。



これが高2の頃のわたしの初恋。
一目惚れなんてありえないと思っていたわたしの恋だった。


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みさ(プロフ) - 常夏さん» ありがとうございます!是非また読んでください(^0^) (2020年11月3日 22時) (レス) id: a016f54757 (このIDを非表示/違反報告)
常夏(プロフ) - あの、、お話がめちゃくちゃタイプです!!! 3も楽しみにしてます! (2020年11月1日 18時) (レス) id: 3853130063 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - みややさん» ありがとうございます(^o^) (2020年8月25日 0時) (レス) id: 296813daeb (このIDを非表示/違反報告)
みやや - ありがとうございます!!!楽しみにしてますね(*´ー`*) (2020年8月24日 7時) (レス) id: fc7e16ebd2 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - みややさん» コメントありがとうございます!2のお話が全部公開されましたら、3も公開する予定です!是非楽しみに待っていただけたら嬉しいです(^o^) (2020年8月22日 0時) (レス) id: 296813daeb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みさ | 作成日時:2020年5月16日 10時

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