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1ヶ月後
入学式の前に恋をした佐藤さんに全く出会えないでいた。
お昼休み、部活で仲良くなったゆめまると食堂でご飯を食べる。
て「俺の恋路を応援してくれ、、」
ゆ「まず声かけろよ!笑」
て「無理じゃん!可愛いじゃん!」
ゆ「可愛いから話せないって、ウブやん。笑」
ゆめまるにからかわれてさらにへこんでると、近くに座ってた女の子の声が聞こえる。
[あ、さとしばだ!]
〈ほんとAちゃんってかわいいよね!〉
[あの2人付き合ってるのかな。笑]
女の子達の目線の先を見ると、噂のさとしばの2人が。
仲良さそうに肩を組んで歩いてる。
て「ゆめまる!」
ゆ「あー、付き合ってんな。あれは。笑」
項垂れる俺に追い打ちをかけるゆめまる。
なんて最低なヤツだ。
ゆ「でもまあ、本気ならそろそろちゃんと声かけないと。」
て「うん、、、」
もう緊張してきたけど、明日声をかける決意をした。
ゆ「良かったな、チャンスじゃん!」
て「居ても居なくても緊張する。」
どうやら今日は、柴田は休みらしい。
やっぱり男がいると、話しかけづらいしな。
チャンスかもしれん。
て「よし!!」
て「ごめん、今時間ある?」
振り返って、俺って分かったみたいだ。
あの日のこと覚えてくれてたかな?
『あ、うん。
ちょっと行ってくるー!』
あまり人通りがなさそうな階段下に案内する。
こんな緊張してる俺を初めてみたからか、ゆめまるは笑ってる気がする、、
て「あのー、入学式の時のこと覚えてる?」
『あ、うん。あの時はありがとう。』
良かった、覚えてくれてた。
て「それでね、、」
あー、ほぼ告白みたいなもんだから緊張が、、
て「佐藤さんと友達になりたいんだよね。」
『え??』
ちょっと引いた、、?
て「あ、急にごめん!
柴田って子と馬鹿なことやってるな、って。
大人しいイメージ持ってたから、純粋に話したら面白そうだなって思って、、」
ベラベラ喋りすぎたか、、
チラッと見ると、少し困った様子。
んー、これは断られるか。
『わたしと友達になっても、メリットなんてないけど、、』
そんなこと思ってたのか!
て「いや、全然!
俺と友達になったらメリットありまくりだから!笑」
『すごい自信だね。笑』
笑った顔、、やっぱりかわいい。
ちょっと心開いてくれたかな。
て「ふふ、まぁね。笑
俺、小柳津徹也!」
『あ、佐藤Aです。』
て「よろしく!」
まさかここから10年以上の片思いが始まるなんてこの頃の俺は知らない、、
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【ゆめまる編】ひめと「思い出年表」作ったら一致するに決まってらあ!→←むかしのはなし/てつや
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みさ(プロフ) - 常夏さん» ありがとうございます!是非また読んでください(^0^) (2020年11月3日 22時) (レス) id: a016f54757 (このIDを非表示/違反報告)
常夏(プロフ) - あの、、お話がめちゃくちゃタイプです!!! 3も楽しみにしてます! (2020年11月1日 18時) (レス) id: 3853130063 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - みややさん» ありがとうございます(^o^) (2020年8月25日 0時) (レス) id: 296813daeb (このIDを非表示/違反報告)
みやや - ありがとうございます!!!楽しみにしてますね(*´ー`*) (2020年8月24日 7時) (レス) id: fc7e16ebd2 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - みややさん» コメントありがとうございます!2のお話が全部公開されましたら、3も公開する予定です!是非楽しみに待っていただけたら嬉しいです(^o^) (2020年8月22日 0時) (レス) id: 296813daeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みさ | 作成日時:2020年5月16日 10時