76 ページ6
ー
『あ゛〜…ねむ…』
伊「なんだ?寝不足か?」
『うーん…ちょっとね』
先輩との食事会を抜けた次の日は、本当に気が重くて初めて仕事に行きたくないと思った。だけどあの別人のように見えた先輩はもう居なくて…今まで通りの頼れる立花先輩だった。普通に接してくるし、まわりにも気を配っている。
立「眠いのか?ほら、これやるよ。」
『え、ありがとう…ございます』
数日経って気付いたことは常に見られているような感じで今みたいに差し入れをしてくれたり、ちょっとした変化にも気付くくらい監視されているような気がして落ち着かないのだ
伊「…なぁ、あの男となんかあったのか?」
『うーん…よくわかんない』
伊「なんだそりゃ」
『なんかパーッと我を忘れて仕事したい気分…!!!』
余計な事は考えたくない!けど先輩の事も、降谷の事も、考えることが多すぎて…だから今は仕事に没頭したい…そんでまたみんなで飲みに行きたい
机に項垂れると急に視界が真っ暗になり顔を上げる。するとライトを手に持った目暮警部が駆け寄ってきた
目「手の空いてる人はいるか?」
『停電ですか?』
目「なんでも首都高湾岸線で車が数台カーチェイスをして内一台が海に落ち爆発も起きているそうだ…この停電の原因かどうかはわかってないが君たちは交通整備に向かってくれ」
『わかりました!』
ーーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーー
美「警部、これが先ほど蘭さんから送られてきた写真です…」
『写真?』
美和子が見せてくれた写真には左右で目の色が違う女性が映っていた。
美「通報によると事故にあった可能性があるとのことで…」
目「交通事故か…夕べ大規模なものがあったな」
『あー、あの高速の?確か運転手は行方不明だとか…』
夜勤も終わりそろそろ退社しようと思ったところに舞い込んできた話。どうやら昨日の事件に関係があるかもしれないとコナンくんが蘭ちゃん経由で連絡してきたようだ。
コナンくんとは事件現場によく居合わせる毛利探偵を通じて知り合った。初めてコナンくんに会った時は感動でテンションが上がったなぁ〜!!画面や紙で見る以上に可愛くて、それにわたしにとっては久々の再会だったから嬉しかったりもした。
江戸川コナン=工藤新一だって事は、ちゃんと黙っておくよ。君が真実に近づくまではね。
2096人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - 明里香さん» 明里香様♡ コメントありがとうございます!!訂正させていただきました。読んでいただき感謝ですm(_ _"m)ご指摘助かります…! (2022年9月17日 22時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 107話、出来したじゃなくて、でかしたです。 (2022年9月17日 19時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃん様♡ 2番目のコメントありがとうございます!!!どんな順番だろうがコメント嬉しいです…(泣)亀更新すぎて申し訳ないです…頑張ります!!(^^♪ (2022年8月7日 1時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - くっ、初コメは取られたが2コメは頂きます!(何の張り合いだ)とても面白いです!更新頑張って下さい!楽しみにしてます!でも、お体にはお気をつけて…!! (2022年7月31日 20時) (レス) id: e862c91e4d (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - 仮面の少女さん» 文面に見覚えが…?!と思ったらやっぱりホワイトさんでしたか!!コメントありがとうございます(´;ω;`)ゆっくりですが頑張ります!m(__)m (2022年7月21日 23時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:(・(ェ)・)くま | 作成日時:2022年7月17日 23時