74 ページ4
ー
松「大丈夫か?」
外にあるベンチに座り一息つく。二人がコーヒーを買ってくれ、ありがとうと受け取った
『昔は、あんな人じゃなかったんだよ…ちょっとびっくりしちゃった』
萩「…飯行くって言ってたけど大丈夫そ?俺らついていこうか?」
『いや、いいよ。わたしも話さなきゃいけないことあるから』
松「なんかあったらすぐ連絡しろ。いいな?」
『うん、わかった』
きっと何かを察して駆け付けてくれたのであろう同期に感謝でいっぱいだ。
『(わたしが転生したのは死んだから……死神も確かにそう言っていたハズ。でも、もしまだ体は生きていたら…元の世界に戻る日が来てしまったら、わたしはどうなるんだろう)』
あぁ、また考えなきゃいけないことが増えてしまったなぁ
その日はどこかふわふわした状態で任務をこなし、あっという間に先輩と約束の時間になってしまった。
『お待たせしました』
立「行くぞ」
連れてこられらたのは個室の居酒屋で、先輩はアルコールを注文しわたしはお茶を頼んだ
立「飲まないのか?」
『はい、今日は車乗る予定があるので』
そんな予定はないけれど、前科あるヤツの前で酒なんか飲めないっての!!今一番ビール飲みたいのに!!!!!!!(怒)
立「またこうやって飯食えて嬉しいよ」
『…単刀直入に聞きますが、先輩はどうやってこの世界に?』
立「つれないなぁほんと…この世界って、マンガの世界だろうここは?お前が意識を失ってから毎日病院に通ったんだ。いつ目が覚めるかわからないから時間の許す限り隣に居たし宿泊出来るときはした」
『(ちょっと…キモイ…え、マジでこんな人じゃなかったんですけど?!)』
立「しばらく月日が経った頃…Aの隣でうとうとしてしまった時に見えたんだよ」
『見えた?』
立「そう!真っ白い服に真っ白の肌、背中に羽を生やした天使の男がそこにいたんだ!」
『天使…?』
立「その天使はこう言ったよ…‘Aのところに連れて行ってやろう’って。多少の犠牲は払ったがこうしてまた会えたんだ。俺は天使に相当感謝しなければな」
『犠牲…ってまさか!!!!立花さんはあの世界で…死んだんですか?』
立「あぁ、そうだ。正確にはお前と同じ昏睡状態だけどな…俺、ずっとお前が好きだったんだ。命を懸けてもいいくらい、好きなんだ」
2096人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - 明里香さん» 明里香様♡ コメントありがとうございます!!訂正させていただきました。読んでいただき感謝ですm(_ _"m)ご指摘助かります…! (2022年9月17日 22時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 107話、出来したじゃなくて、でかしたです。 (2022年9月17日 19時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃん様♡ 2番目のコメントありがとうございます!!!どんな順番だろうがコメント嬉しいです…(泣)亀更新すぎて申し訳ないです…頑張ります!!(^^♪ (2022年8月7日 1時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - くっ、初コメは取られたが2コメは頂きます!(何の張り合いだ)とても面白いです!更新頑張って下さい!楽しみにしてます!でも、お体にはお気をつけて…!! (2022年7月31日 20時) (レス) id: e862c91e4d (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - 仮面の少女さん» 文面に見覚えが…?!と思ったらやっぱりホワイトさんでしたか!!コメントありがとうございます(´;ω;`)ゆっくりですが頑張ります!m(__)m (2022年7月21日 23時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:(・(ェ)・)くま | 作成日時:2022年7月17日 23時