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沖「好きに寛いでいてください」
『はーい。って自分の家じゃないでしょうに…』
沖「ここの家主には好きに使っていいと言われてますので」
阿笠博士の家の隣にそびえ立つ大きな御屋敷はあの工藤新一くんのお家だ。ひき肉を分けてもらう為についてきたが、そこに迷いもなく入っていった時は驚いた。でもこの変装もコナンくんの協力の元なんだと思えば納得がいく。お母さんは大女優だもんね
『ねぇねぇ、ソレどうなってるんですか?』
沖「特殊メイクと言ったところでしょう。マスクをかぶり、変声機は博士に作ってもらったんですよ」
『全然わかんないもんですね……あ!!』
この技を伝授してもらえれば、ヒロも外に出れるんじゃないかな?!毎日家に籠って暇そうだし(失礼)わたしはヒロとも出かけたいのだ!
『赤井さん!その技教えて!!』
赤「…この変装術を、か?」
『そうそう!ヒロ……スコッチも変装すればいいと思って!』
赤「うーん…そうだなぁ」
いつの間にか地声に戻った赤井さんは考え込む。わたしは普段シンプルなメイクしかしないけど、手先は器用な方なんだ。覚えればヒロにやってあげる事が出来るかもしれない。
赤「君の料理が食べたい」
『…は?』
赤「俺のできる限りで教えてやることは出来るがそれでは俺が損をするだろう?50:50…win-winでなければな?」
『あー、そういうことね。いいですよ!料理すればいいならお安いもんですよ』
教える代わりに料理しろ、って事ね。
赤「キッチンは好きに使ってくれて構わない。俺は道具の用意をしておこう」
『りょーかいっ!』
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赤「…美味い」
『でしょ?わたしのハンバーグは最強よ』
赤「煮込み料理は得意なんだがな…」
『じゃあレシピ書いて置いていきますよ〜』
ご飯は炊いてくれていたから、ハンバーグとサラダ。それとスープを作って出した。美味しいと食べ進めてくれる赤井さんは少し幼く見えた。目付きが鋭いから怖い印象があるけど可愛い一面もあるんだな…
その後は一通りの変装術を教えてもらった。マスクを作る技術はないからメイクとかウィッグで補うしかないな…今度コナンくん経由で博士に変声機作ってもらおう。
少し談笑した後、赤井さんと別れその足でヒロの元へ向かう。覚えた技術を忘れないように、善は急げだ!!
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(・(ェ)・)くま(プロフ) - 明里香さん» 明里香様♡ コメントありがとうございます!!訂正させていただきました。読んでいただき感謝ですm(_ _"m)ご指摘助かります…! (2022年9月17日 22時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 107話、出来したじゃなくて、でかしたです。 (2022年9月17日 19時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃん様♡ 2番目のコメントありがとうございます!!!どんな順番だろうがコメント嬉しいです…(泣)亀更新すぎて申し訳ないです…頑張ります!!(^^♪ (2022年8月7日 1時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - くっ、初コメは取られたが2コメは頂きます!(何の張り合いだ)とても面白いです!更新頑張って下さい!楽しみにしてます!でも、お体にはお気をつけて…!! (2022年7月31日 20時) (レス) id: e862c91e4d (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - 仮面の少女さん» 文面に見覚えが…?!と思ったらやっぱりホワイトさんでしたか!!コメントありがとうございます(´;ω;`)ゆっくりですが頑張ります!m(__)m (2022年7月21日 23時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(・(ェ)・)くま | 作成日時:2022年7月17日 23時