【呪術廻戦】イケメンに脅されています【五条悟】

Another storyーそれぞれの裏話ー ページ35

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〜〜〜 2 〜〜〜





「ど、どうしよう…」



Aが帰ってきてしまった。

中々起きてこないAを起こしに行くと、明らかに昨日までとは違う雰囲気を纏う娘。きっと別世界で何かあったんだわ…



「お父さんに連絡しなきゃ」




これからどうなるか、考えておかないと…。









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「〜〜〜〜♪」




昼休みが終わるときに、たまたま見っけたんだコレ。



先生に見つかると面倒だから放課後まで待った。



「なんだろーなコレ、まぁ先輩好きそうだから持っていくか」




小さな箱、その中には何をぐるぐる巻きにしたモノ。





「Aー！」


教室に戻り待っててくれたAの名を呼ぶと『ッえ』と顔を顰めた。




「ん？どした？」



そう聞くけど「なんでもない…」と黙ってしまった。変なA〜。なんか朝から様子がおかしいんだよなぁ…まぁいつも通り可愛いんだけどな！







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『だ、大丈夫…？』




俺の血を見てあたふたする彼女…名前は確かAつったっけ。


その子は手が汚れるとなんも考えず俺の額の傷に手を当てた。初めて校舎内で会った時に俺に手を伸ばした時も今も…不謹慎だろうけど少しドキッとしてしまったのは絶対誰にも言わない。



そしてAは反転術式、そう確実にそう言った。



「……！？反転術式、だと…？！アンタなんでそれを！！」




そんな力がありながら呪術師でないなんて…それに何故か本人が一番驚いているようにも見える。




「(なんなんだこの子は)」



大人っぽいけどどこか子供らしさもあって、ふわふわした感じ。


それが、Aに対しての第一印象だった。








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