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「A、いい加減にしなさい!!」というお母さんのお叱りを受けハッとして急いで準備をした。何もわからない世界だったが過去を思い出してしまえば何が何処にあるのか手に取るように分かった。




クローゼットから制服を取り出し着替える。…物凄く恥ずかしく思う。今の私は制服を着ていても可笑しくないハズなのに、それにスカート丈短くないか…??







『いってきます!』





初めて歩く道も迷うことなく進める。何が何だか状態は健在だけど、折角生まれ変わったんだ。この世界の私は私らしく生きれるように。そして二度目の高校生、たんと楽しもうじゃないか!!









「Aおはー!!」



『おはよう悠仁!』





桜色の髪の少年、虎杖悠仁。記憶で見た学校生活の中で一番よく話していたであろう人物だ。無邪気っぽさがまた可愛い印象。





「……なんかA変。なんかあった?」



『え゛…そ、そう?別に普通だけど』



「……気のせいか?なんか一瞬別人に見えたわ」



『変な事言わないでよ』





鋭い視線を向けてきた悠仁と「さっさと教室行くべー」と並んで歩く。私は杉沢第三高校の一年生である。って事は16歳…ふむ、10歳も若返ったのか!!(歓喜)






「そういや今日先輩がオカ研にAも誘えって言ってたぞ」



『オカ研…?』



心霊現象(オカルト)研究会!!前に一回来ただろー?」




んん〜っと脳内の記憶を探る。女の先輩と男の先輩、そして悠仁の四人で怖い話をした記憶を思い出した。




『ぁあ、オカ研ってあの部活ね!』



「まだ正式な部活じゃないんだけどな〜。今日こっくりさんするんだって」



『好きだねぇ、ソウイウの』



「俺はただの人数合わせだからなぁ」



『別に良いよ行っても』



「おけー、伝えとく!」






その後すぐに担任が入ってきて高校生らしく授業を受けた。休み時間は悠仁や友達と話して、お昼もたくさんの笑顔の中食べた。授業内容も忘れていたところもたくさんあって退屈しなかった。



あっという間に放課後。何故かどこかへ行った悠仁を教室で待つこと10分。





「Aー!」


『お、きたきた悠仁…ッえ、』


「ん?どした?」


『う、ううん…なんでもない…』



どこに行ってたのか知らないが、私を迎えに来た悠仁から凄く嫌な気配を感じる。全身の毛が逆立つような計り知れない恐怖。



だけどさっきとなんら変わりない悠仁はいつもの可愛い顔で首を傾げている。

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垢なし - 12 反転術式を他人に使えるのは乙骨先輩と家入しょうこパイセンだから2人だと思います!。…細くてすいません!。 (2021年4月12日 18時) (レス) id: 5f562d56d2 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - 雪音さん» お返事遅くなりすみません!コメント有難うございます!嬉しいです…頑張ります^^ (2021年3月15日 3時) (レス) id: 62256bae98 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 続編楽しみです。主人公ちゃん好きです♪ (2021年3月11日 13時) (レス) id: 54fed18210 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - 奏さん» ご指摘ありがとうございます!!訂正させて頂きました! (2021年3月10日 21時) (レス) id: fe15d3a2a3 (このIDを非表示/違反報告)
- 17話の次が19話になってますよー (2021年3月10日 21時) (レス) id: 9ee6899c37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(・(ェ)・)くま | 作成日時:2021年3月9日 0時

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