【呪術廻戦】イケメンに脅されています【五条悟】

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｢うわー真っ暗じゃん｣




『…………』




｢そんな震えなくても大丈夫だぞ？俺ここのお化け屋敷二回目なんだ！何となく覚えてるし｣






『そ、そう…』







気の所為であれ…こんな嫌な気配なんか、ただの幻覚だ






｢ん？あれ、こんなのあったっけ？…リニューアルでもしたかな｣





『ﾋｯ、』







ポタポタ、水滴の垂れる音。



暗闇だからソレが何色かなんてわからない。だけど、鉄の臭い…






｢きゃぁぁぁ！！！！｣




『？！』





｢おっ、カオリの声か？？追いついて脅かしてやろうぜ！！｣




『ま、待って…』







ドクン、ドクン、心臓が煩いくらいに騒ぎ出す。知ってた？私の嫌な予感って今まで外れた事ないんだよ








｢カーオリっ！ばぁ！！｣




｢ーーー、｣





アキラくんは座り込んで怯えるカオリの肩に手を置いて脅かす。だけどカオリは声を出すことなく震え続ける。




『カオリ、どうしーーーえ』




｢な、なんだよコレ…！！！！！｣






私達のいる三歩先。血溜まりの中、腹を引き裂かれ内蔵がグチャグチャに飛び出た状態の…カオリの彼氏が呪霊によって食べられている。







｢ｳﾏｲ、ｳﾏｲｨｧｧｨ!!!ﾆｸ､ﾆｸ、｣




｢ｫｴｴｴｴｪ｣




『カオリ…！！』





カオリは嘔吐し気絶してしまった。アキラくんは呪霊を見て固まってしまっている。私が、どうにかしなきゃ…だけどコレは今まで私が祓ったモノとは違う。明らかに格上…




ー« 一番上は特級、一番下はキミが祓ってきた数字すらつかない低級。»ー







特級…こんなフツーの遊園地に強い化け物がいるなんて想像できないし、特級かどうかなんてわからないけど…今までとは桁違いってワケだ。

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