【呪術廻戦】イケメンに脅されています【五条悟】

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｢俺と付き合ってください！！！｣









それは、突然の出来事だった。







『え…っと、私に言ってる？』



｢お前以外誰がいるんだよ｣






悠仁とも割かし仲の良かったクラスメイトのアキラくん。私もたまに話す仲ではあったけど、そこまでって感じだったような…







｢で、どうなの…その、返事は｣




ぽっ、と頬を赤く染めて言うアキラくんに年柄もなく照れ移りしてしまう。





『ご、めん。友達以上には見れないかなぁ』




｢…そうだよな。俺らあんまり喋ってないもんな。｣





これが、私の忘れかけていた青春…平穏な、日々…！！



この高校生らしい日常！！呪いなんて一切関係の無いこの時…！やっぱり呪術師なんなくて良かったー！！






｢じゃあさ、今度の土曜日遊園地行かね？｣



『遊園地？』



｢そ。俺、もっとAと仲良くなりたいし！あ、二人じゃねえよ？カオリとかサキとかも誘うし｣




『うん、じゃあ行こうか』





｢よっしゃー！！んじゃまた詳細は連絡するわ！！｣






『はーい！じゃあまたね！』








アキラくんと別れ家路に着く。放課後の校舎裏、なんてベタな設定の中告白されるなんて初めての経験だ。






……多分、浮かれてたんだと思う。全然トキメキはしなかったのに告白されたと言う事実にスキップなんかしちゃって。








｢A｣




『ッび、びっくりした…！！！』






突然現れた五条先生に気付かずぶつかってしまった。

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