【名探偵コナン】元FBI捜査官、日本で色々大変だってさ【男主】

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安「透けてるからゼロ…子供がつけるあだ名の法則なんてそんなものですよ」





『へぇ…』






ゼロ…透…透けてるから、何もないからゼロって言うのは無理やりすぎのような気もするんだけど…






『(ゼロ、って日本警察の…存在しない組織であれ、とか言われてる公安もそんな俗称だったっけ)』








まぁ、どんか理由であれ安室透と言う名前は偽名の可能性もあるし…探り入れなきゃな








毛「それよりさっさと飲みモン買いに行こうぜー。喉乾いちまった」






『安室さんも受付で確認した方が早いと思いますよ？』




安「それもそうですね！では……」





『じゃあ俺もお暇しようか「キャァァァッ！」……びっくりした』





毛「なんだ？！」








去ろうとする安室さんに便乗してささっと撤退しようと思った時に聞こえてきた悲鳴はこの場所からすぐ近くの病室内からで






コ「っ！」





『あ、待てコナン！って安室さんまで』







慌てて走り出したコナンと安室さんを追って病室内に入るとそこには横たわる女性がいた









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高「正直、呪われてますよこの病院…」








事件は、あっという間に解決した。駆け付けたいつもの警察と名探偵毛利小五郎、その助手の安室透…そしてコナンも居る。こんな推理ショー中々無いだろって思って俺は観察側に回ってた。洞察力、推理力全てにおいてコナンと安室さんは別格だった。




なんでこんな子供が……そして組織の人間が……ここまで出来るだろうか？もしかして本当に"ゼロ"である可能性が？なんて前を歩く安室さんを見ながら高木刑事と共に外へ出た時、不意にそんな声を漏らす刑事





『呪われてるって？』




高「前にも色々あったんですよ…アナウンサーの水無怜奈が入院してたって噂になったり、怪我人がおしよせてパニック…爆弾騒ぎも」






『へぇ…ほんと治安悪いっすね』




高「あはは、ホント困っちゃうよ…」







困っちゃうのは日本警察の無能さ故だろ。こいつペラペラと社外秘じゃねーの？





コ「た、高木刑事！もう警視庁に帰らないとじゃないの？」




高「ハッ！そうだった！」






『(コナンの方が有能じゃんか…)』




安「あ、じゃあ楠田陸道って男の事は知りませんか？」




高「楠田陸道？あぁ…そう言えば爆弾騒動の前にこの近くで破損車両が見つかって、その持ち主が楠田陸道って男でしたよ！患者だったらしいけど姿をくらまして…」

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