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『ーーーーーって言う事があってさぁ』
赤「…………は?」
家に帰るよりこっちに来る方が近いと思って、そのままの足で工藤邸にやってきた。勿論、盗聴機や発信機など付けられてないかは確認済みだ
赤「お前は……馬鹿なのか?」
『酷い言われようだな。不可抗力だ』
赤「これも不可抗力だと言うのか?」
『いって、触んなよ』
深夜だと言うのに家に入れてくれた赤井は酒臭い俺と唇の傷を見てムッとした。絆創膏を貼ってもらったがそこをグリグリされるのはマジで痛い
『…ここまで目をつけられちゃったからさ、俺もうガッツリ踏み込もうと思って。一応報告…的な?』
赤「はぁ…やめろと言っても聞かない奴だからなAは。具体的にはどうするつもりだ?」
「とりあえず安室さんにくっつこうと思って…つーか、安室さんがバーボンだって知ってただろお前?」
赤「彼とは潜入時代共に過ごしたからな。言っておくが、安室くんは中々キレる頭を持っているぞ」
『そんなん知ってるし……あ"ー気持ち悪ぃ…寝るわ』
流石に酒が回ってきた…度数強い酒ばっか飲ませやがってベルモットめ。
『(…頼れる情報網が減っちまった)』
彼女との約束の場所にベルモットが現れたと言うことは、彼女の身に何かあったって事だろう…また人探しから始めないとだな
『…おっ、と』
リビングのソファから立ち上がるとふらつく身体。意図も容易く横抱きで支えた赤井はそのまま寝室へ向かう
赤「お前が酒強くて良かったよ…潰されてたらそのまま消されてたな。」
『ふん、簡単に消されっかよ』
赤井のベットにゆっくりと下ろされるとそこはまだ少し暖かくて、さっきまでコイツが寝てたんだと遠のく意識の中思う
『…なんで一緒に寝るの』
赤「…俺はさっきまでここで寝てたんだ。Aが起こしたのだからこれくらいは良いだろう?」
『まぁいーけど』
いいけど、後ろから抱きつくことは許してないぞ…ただもう眠い。面倒臭いからこのままでいいや
赤「……安室くんと一緒に居たいなら、FBIだと言うことは出来るだけ隠した方がいい」
『べつに、言うつもりねーけど…』
赤「それでもだ。バレたらきっと駄目になるだろう」
『なんかよくわかんねーけどわかった…おやすみ』
赤「(…駄目になるのは、きっと安室くんの方だろうからな)」
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(・(ェ)・)くま(プロフ) - はにゃ?さん» はにゃ?様♡コメントありがとうございます!ゆっくりですが更新頑張りますね♪応援嬉しいです><♡ (2023年2月22日 0時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ? - 更新ありがとうございます。これからも応援しています。 (2023年2月15日 3時) (レス) @page24 id: ef6fdebb20 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - やっちさん» やっち様♡コメントありがとうございます!まさか私が被害に合うとは思ってなかったので驚きました…(;´・ω・)解決できたので良かったですが無断転載は悪ですね(-_-;)温かいお言葉ありがとうございます♡ (2023年1月20日 23時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - 朱さん» 朱様♡コメント頂けると本当に励みになるんです(*ノωノ)ありがとうございます♡ (2023年1月20日 23時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - まみこさん» まみこ様♡降谷さんがTwitterを投稿してる風の作品です^^面白かったです><♡ 盗作や無断転載は悪質ですよね…ちゃんと許可得ていればいいんですが…(;´・ω・) (2023年1月20日 23時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くま(´・(エ)・`) | 作成日時:2023年1月9日 3時