【名探偵コナン】元FBI捜査官、日本で色々大変だってさ【男主】

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安「こんばんはAさん！」




『…こんばんは』





インターフォンを鳴らすと直ぐに笑顔で迎えてくれた安室さんの部屋からはすごくいい匂いがする。このパターンは前に経験済みだ…また、探りを入れようとしているんだろうと警戒心を上げる





安「Aさん夕飯まだとってないですか？よかったらウチでどうです？」




『…安室さんって餌付けするタイプですか？』




安「あはは、そうかもしれません！」




『この後予定があるから、そんなに長くは居れませんけど』




安「大丈夫ですよ！一人で食べるより一緒の方が美味しいので…どうぞ上がってください！」





『そっすか…じゃあお邪魔します』





ささっと食べて、帰ろう。そうすれば何も起こらなーーー



安「すぐ準備しますね！でも、残念だなぁ…丁度美味しいお酒を頂いたんですよ？ジンにウォッカ…それにバーボンも。一緒に飲みたかったなぁ〜なんて」





『…またの機会でお願いします』






何も、起こらないよな…？？？









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『ご馳走様でした。美味しかったです』



安「それはよかったです！また一緒に食べてくれると嬉しいです」





『……』







尋問室で取り調べでも受けてんのかって内容の会話しかしなかった…




「そういえば、この前ベルツリー急行に乗ったんですけど…Aさんに似た人を見かけまして」

「あ、乗ってないですか？そうですか…知り合いも見たと言っていたんですが人違いしちゃったんですね！」

「Aさんってどのウイスキーが好きですか？僕はスコッチなんですけど、バーボンもオススメですよ！」







とかなんとか…正直足元にハロが居てくれたからどうにか癒されてたけどこえーよバーボン。顔は笑ってんのに目が怖い。ってか完全に俺がなんかしてるってバレてるじゃん






『(気を付けよー…)』





もし、俺を排除するなら今殺られてるはず。そうしないってことは向こうにも何か考えがあるわけだ





『(とりあえず次行かなきゃ)』







次のアポはこの前のベルツリーに一緒に居た人だ。なんか話したい事があるとかで急に呼び出されたんだけど…安室さん家を出てから連絡がつかないんだよな








『(まだ来てない)』





約束の時間にはいつも先に来ていたのに、その場所に姿はまだ無い


















「ここに居ても待ち人は来ないわよ？」





『……………どちら様ですか？』

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